署名のご案内(軍事クーデタに反対する在日ミャンマー人非暴力活動委員会より)
みなさまへ軍事クーデタに反対する在日ミャンマー人非暴力活動委員会より署名のご案内をいただきました。
ご協力いただける場合は署名用紙(このページの画像を印刷してください)に署名の上
「軍事政権に反対する在日ミャンマー人非暴力活動委員会」までお送りください。
住所は署名用紙の下部に記載されています。
どうぞよろしくお願いいたします。
日本ビルマ救援センター事務局
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ミャンマー民主化のための日本政府への要請及びサインキャンペーン開始にあたって
2021年2月21日
日本の皆様、 私たちは、今年 2 月1日にミャンマー(ビルマ)で起こった軍事クーデタに反対し、
民主的な政権の復活を求める在日ミャンマー人とこれを支援する日本の市民です。
ミャンマーは1962年の軍事クーデタ以来、長期間の抑圧的な軍事政権を経験してきました。
2016 年 にようやく、NLD(国民民主連盟)のアウンサンスーチー氏率いる民主的な政権が誕生しました。2020 年の公正・自由な総選挙でもNLDが大勝。新たな政権のスタートのために国会を召集する予定であった、まさにその日に国軍は再び軍事クーデタを起こし、アウンサンスーチー氏やウインミン大統領、その他の政権幹部等を拘束し、政治権力を奪取しました。 私たちは、このような国軍の不法行為を許すことはできません。
2月1日の軍事クーデタに抗議して、 ミャンマー国民は立ち上がりました。
ヤンゴンや首都ネピドーをはじめ、全国各地で連日何万人もの市民 が抗議デモに参加しています。
国内の医療従事者や教師、公務員などが軍事独裁政権への協力を拒否して職場を離れる、
いわゆる市民 的不服従運動(Civil Disobedience Movement/CDM)が広がっています。
こういった非暴力の抗議活動に対して、国軍や警察は弾圧を加えており、
現在までに警察・国軍の発砲 により少なくとも 3 名が死亡する事態となりました。
ミャンマーの自由・民主主義は、今重大な危機を迎えているのです。
1962 年から 2015 年まで続いた長い軍事政権の間、国民の自由や人権が奪われ、
そのために多くの国民 が犠牲になりました。
1988 年、当時の軍事政権に抗議する全国的な民主化運動が起こったとき、
軍はデモ 参加者を武力で弾圧し、数千人以上とも言われる犠牲者が出ました。
このような事態を招き、長く続いた 独裁軍事政権を繰り返すことは耐えがたいことであり、
私たちはミャンマーの現状を黙って見過ごすわけ にはいかないのです。
緊迫した状況の中、私たちはミャンマーの民主化に向けた努力に対して日本政府が大きな影響力を持つと考え、次のような要請を日本政府に提出することにしました。
①日本政府は、クーデタによって成立した軍事政権を正当なミャンマー政府として承認しないでください。
②アウンサンスーチー氏、ウインミン大統領、その他の NLD 政権指導者、平和的な抗議行動に参加した
ミャンマー国民を即時・無条件に釈放するよう、軍事政権に強く求めてください。
③公正・自由に行われた 2020 年総選挙の結果を尊重し、国軍は政治から撤退するよう、
軍事政権に強く 求めてください。
④民主的政権が復活するまで、ミャンマーへの ODA 等各種援助、経済協力を停止して下さい 。
このような要請行動にあたり、私たちの日本政府へのお願いにご賛同いただける皆様に要請の効力を補 強していただけるよう、
日本各地で署名を集め、要請と共に日本政府に提出することにしました。
私たちの思いをご理解いただき、ご賛同いただける方は、日本政府に私たちの思いが届くよう、
ぜひご 署名をお願い申し上げます。
軍事クーデタに反対する在日ミャンマー人非暴力活動委員会