わたしたちの活動

ビルマの人びとが
ふたたび故郷に戻り安心して暮らせる日まで

1988年軍事政権を批判し、民主化を求めて立ち上がったビルマ(ミャンマー)の人びとを待ち受けていたのは市民、学生、僧侶らに数千人の死傷者を出した、軍による冷酷な弾圧でした。日本ビルマ救援センター(BRCJ)は、当時ビルマに滞在し、この惨事を目撃した仏教徒のカワサキ・ケン、ヴィサカ夫妻が取り組んだ病院への募金活動から生まれました。

センターは30年以上に渡り、困難な状況下でも民主化運動を続ける人びと、軍政の残虐な民族迫害政策や対ゲリラ戦によって土地や持ち物を失い、生命の危険に直面している人びと、タイに逃れて苦しい生活を続ける人びとを物心両面で支援してきました。

民政移管が進められていた2013年から2020年にかけて、日本ではほとんど報道されていませんでしたが、軍による少数民族弾圧は国境地域で続いていました。
BRCJは真の民主化が実現されるまでビルマ(ミャンマー)の人びとと寄り添い、住む場所を奪われた人びとが安全に、そして安心して故郷に帰ることができるまで、BRCJとしてできることを続けていく所存でした。

2021年2月1日、軍によるクーデターは民主化を求める人びとを、またもどん底に落としました。
しかし、人びとは怖れずに「市民不服従運動」CDMに参加し、「国民防衛隊」PDFを立ち上げ「春の革命」Spring Revolutionを闘っています。BRCJは在日ビルマ(ミャンマー)人コミュニティと連帯し、CDMの支援を続けてきました。

現在はカレン州とカヤー(カレンニ)州で軍の攻撃を受け逃れている国内避難民を支援しています。カウンターパートであるNew Blood School (カレン州)とPao National DevelopmentOrganization(カヤー州)を通じて、人道支援、自立支援を行っています。

>>カウンターパートについてはこちらをご覧ください。

活動は多くのボランティアと寄付によって支えられており、お預かりした寄付金を支援に活かすために最大限の努力を続けています。
皆さんのご参加、ご協力をお待ちしています。

>>支援へのご寄付はこちらをご覧ください。

Save Myanmar Campaign

大学生、高校生、在日ビルマ人、有志の方々とともに、大阪(森ノ宮駅前)京都(四条河原町)で毎月募金活動を行っています。集められた募金はすべてビルマ(ミャンマー)支援のために送金しています。

>>最新の募金活動の予定はこちらをご覧ください

タイ・ビルマ国境訪問ツアー

年2回の現地訪問では支援するプロジェクトの見学や各種団体との意見交換を行い、ビルマ問題への理解を深めています。


【国際フェスティバル出店】

関西を中心に国際フェスティバルやイベントに参加し、ビルマの現状を伝えています。


【講演会、報告会の開催】

ビルマ問題の専門家を講師として迎え、様々なテーマで学習しています。
また、タイ・ビルマ国境訪問ツアーに参加したメンバーで報告会を実施しています。