2010年11月23日火曜日

軍事政権下のビルマの人権状況

軍事政権下のビルマの人権状況
~圧制下で生きるということ、圧政を逃れて生きるということ~
(ヒューマンライツ・ナウ 世界人権デーイベント)
12月10日は世界人権宣言が採択された日ということで、この日は、世界人権デーとされています。

ヒューマンライツ・ナウ関西では、第三国定住、総選挙と注目されている「ビルマ」の人権侵害状況について焦点をあてて、BRCJの中尾恵子さんの講演会を企画いたしました。
中尾さんには、ビルマの現状やビルマから逃れて難民キャンプで生きる人々の生活、そして、今年9月に開始された第三国定住について語っていただきます。
また、ヒューマンライツ・ナウのビルマプロジェクトの報告も行います。

ヒューマンライツ・ナウは、弁護士・研究者・NGO関係者・メディア関係者等が中心になって2006年7月に設立した国際人権に関するNGOです。
主な活動としては、国際支援事業、人権の促進保護のための調査・研究提言・普及活動、国連や政府・7国会議員に対するアドボカシー活動を行っています。
具体的には、現在、カンボジア特別法廷のモニタリング、インドやカンボジアのDV法調査、ビルマ女性国際法廷、ビルマ人の法律家養成、パレスチナについてのアドボカシー活動等を行っています。
ホームページはこちらです→http://hrn.or.jp/
ヒューマンライツ・ナウにご興味のある方もぜひ、ご参加お願いいたします。

開催日:2010年12月11日(土)
場所:エル・おおさか 5階研修室2 http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
時間:18時30分~20時30分
参加方法:参加費500円
事前申し込み不要
■◇プログラム◇■
講演:「軍事政権下のビルマの人権状況」中尾恵子氏(日本ビルマ救援センター代表)
報告:ヒューマンライツ・ナウ・ビルマプロジェクト 石田真美氏(HRN会員)

映画と講演の夕べ「ビルマカフェ」大阪

映画と講演の夕べ 「ビルマカフェ」大阪
とき  : 12月5日(日) 18:30~21:00
ところ : 大阪市中央公会堂 大会議室 (大阪市北区中之島1丁目1番27号)
http://osaka-chuokokaido.jp/access/index.html

軍事政権が続き、迫害を逃れて隣国タイに暮らすビルマ難民たち。
そこで暮らす子どもたちはどのような教育を受けているのか。
日本にも多くの難民が庇護を求めてきています。国別でみると、ビルマ難民は最多数を占めます。
映画を作製したココラットさんはじめ、難民認定を受けたビルマ難民からもお話を聞き、私たちに何が問われ、何ができるのかを考える一夜にしたいと思います。

上映 :ドキュメンタリー『ピュア』ビルマ難民キャンプの子どもたち
講演 :ココラットさん(映画撮影者・在日ビルマ難民)

関西のビルマ難民から講演 :
  ダバンサイヘインさん (関西学院大学難民枠学生2010年度入学NHKドラマ出演)
  マウンマウンさん (2005年大阪高裁で勝訴し難民認定8月タイ国境難民キャンプ訪問)

資料代 :500円(学生・未成年は無料)

主 催 :ビルマカフェ実行委員会 http://www.rafiq.jp/event/101205Burma_Cafe.html
アムネスティ・インターナショナル日本大阪難民チーム
アムネスティ・インターナショナル日本奈良グループ
日本ビルマ救援センター
Peace Village
RAFIQ (在日難民との共生ネットワーク)

連絡先 :RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク) rafiqtomodati@yahoo.co.jp

ドキュメンタリー 『 ピュア ビルマ難民キャンプの子どもたち 』
長きにわたって軍事独裁政治が続くビルマ。
多くの人々が国境を越えて難民になっています。
この映像は、2010年2月、タイ-ビルマ国境のメラウン難民キャンプで撮影されました。
キャンプの学校教育を中心に、難民の暮らしを取材。
外界から閉ざされた山中で、苦しい状況にありながら、素直で純粋な子どもたちの表情。明るく元気な小学生、将来を考えはじめる中学生、世界が見えてくる高校生。
ピュアな子どもたちの姿にカメラが向き合いました。

企画・撮影 : ココラット
製 作 :  SCDB(ビルマ民主化支援会)
音 声 : ビルマ語、日本語
字 幕 : 日本語
映 像 : カラー、45分

ドキュメンタリーの予告編をSCDBウェブサイトからご覧いただけます。
http://www.scdb.org/event.html

2010年11月19日金曜日

緊急報告会
<ビルマ総選挙とアウンサンスーチー氏解放の現場から>

緊急報告会:<ビルマ総選挙とアウンサンスーチー氏解放の現場から>
・軍政主導で行われた20年ぶりの総選挙、7年半に及ぶ自宅軟禁から解放された民主指導者スーチー氏を待望するビルマ市民たち。
・一方、スーチー氏を迎えて沸き立つ人びとの間に潜む公安関係者。
それらの様子を間近で見て来たフォトジャーナリスト宇田有三さんの帰国後初めての報告会。
ビルマから持ち帰った現地の新聞や投票用紙(サンプル)なども見せて頂きます。

主催・お問い合わせ:阪南大学 守屋友江(tmoriya@hannan-u.ac.jpまで直接ご連絡下さい)
共催:日本ビルマ救援センター
■日時:11月26日(金)19:00~20:30
■会場:阪南大学サテライト/中小企業ベンチャーセンター
(大阪市中央区高麗橋4-2-16 大阪朝日生命館6階)
http://www.hannan-u.ac.jp/venture/st9plj0000001cxi.html
京阪本線・大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅12番出口下車すぐ
*「BRCJ月例ビルマ問題学習会」と異なります。ご注意ください。
■申し込み:不要

2010年11月10日水曜日

[緊急要請]メーソットの避難民支援

[緊急要請]メーソットの避難民支援
皆さま、
日頃より日本ビルマ救援センター(BRC-J)の活動にご理解とご協力を賜りありがとうございます。
ビルマ東部カレン州ミャワディで起きたビルマ軍とカレン武装組織との戦闘で、国境を挟んだタイ側へ避難したビルマ避難民は9日、一時約2万人に達しました。本日タイ側国境のメーソットで医療活動を行っているメータオ・クリニックより支援依頼(英文)が届きました。
(以下は日本語要約、英文が必要な方はご連絡ください。)
http://www.youtube.com/user/MaeTaoClinic

この状況をご理解いただき、メータオ・クリニックへのご支援をお願いいたします。
日本ビルマ救援センター事務局
メータオ・クリニックはー食糧 11月8日859人、9日には659人の「被災者」に食糧を提供いたしました。今後もクリニックやその周辺の食糧を必要とする多くの人々に手を差し伸べていきます。
■避難所約200人がクリニックの外で避難し寝ています。また約200人が職員とともに滞在しています。
■支援物資すでに国境沿いのキャンプやそのコミュニティーに5000人分の食糧、水、子ども服、生理用品を提供しました。
■医療提供キャンプではCDC(子どもの発達センター)で応急手当を学ぶ学生が400人近い患者を手当てしました。また重病の患者をクリニックへ搬送しました。
今後もクリニックでの医療や出張医療を続けていきます。
■協力自助組織や国際NGOに属したコミュニティーと協力し、状況のモニターを行います。そして事業を遂行していきます。
■出張医療移動チームは状況と必要性を見極めながら、避難民のコミュニティーへ向かいます。その報告からその後の支援のやり方を調整していきます。
■直接メータオ・クリニックへ送金していただける場合は、下記の口座までお願いします。
Bank: Siam Commercial
BankBranch: PhetburitadmaiAccount
No: 043-270152-3Account
Name: Suwannimit Foundation
担当者:Lisa (0817466871)/ win7@loxinfo.co.th

■日本ビルマ救援センターを通じてメータオ・クリニックへ届けさせていただく場合は、下記の口座までお願いします。
1)郵便振替:00930-0-146926 BRC-J
2)りそな銀行 金剛支店(普通)6553928
日本ビルマ救援センター銀行振込の場合はお名前とご住所をbrcj@syd.odn.ne.jpまでお知らせください。

■メータオ・クリニック支援の会からもご支援いただけます。
詳細につきましてはお問い合わせください。
http://www.japanmaetao.org/