このたび、ビルマ民主化運動のリーダー、ミンコーナイン氏が来日、来阪され、大阪大学大学院国際公共政策研究科アジア平和構築ウェブ展開プロジェ クト主催の講演会が開かれる運びとなりました。
ご案内を頂戴いたしましたので、お知らせさせていただきます。
なお、参加ご希望の場合はお申し込みが必要となっていますので、主催者さまへお申込みいただくようにお願いいたします。
「ミャンマー(ビルマ)ー市民社会への希望」
2014年11月29日(土)午後2時-4時(1時半開場)
大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
参加無料。講演はビルマ語で行われます。日本語通訳付き。
挨 拶 | 星野俊也 大阪大学副学長 |
主 催 | 大阪大学大学院国際公共政策研究科アジア平和構築ウェブ展開プロジェクト |
後 援 | 外務省 大阪大学大学院国際公共政策研究科 世 界が注目するミャンマー(ビルマ)の民主化。「上からの民主化」と言われながら、2003年に始まった政治改革の動きは確実に人びとの意識を変え ていま す。ミンコーナイン氏はアウンサンスーチー氏に次ぐ国民的人気を誇る指導者で、長期の投獄や激しい拷問に耐えて闘ってきた不屈の民主活動家です。 来年は総 選挙の年。長い独裁政権を経験した社会は自らの手で民主的な社会を築き上げていくために今何をすべきか。ミンコーナイン氏が社会の変革を展望し、 熱い思い を語ります。 |
1988年、ビルマ全土で起こった民主 化運動を主導した元学生リーダーで、全ビルマ学生連盟(ABFSU)議長。
ミンコーナインは「(国民を苦しめる)王に勝つ」という意味の 通用名である。 1988年に民主化運動に参加し、翌年逮捕され20年の刑を言い渡された。刑務所をたびたび移動させられ、その都度激しい拷問を受けた。
2004年に釈放 されるも、民主化運動を続けたため2007年、今度は65年の禁固刑に処せられた。
ビルマ政府が民政移管した後の2012年、他の政治囚 とともに釈放され た。投獄された期間は通算約20年にも及ぶ。
その後、1988年当時からの活動家らとともに「88世代平和オープンソサイエティ」を設 立。民主化途上のビ ルマが抱える、憲法改正や国民和解などさまざまな問題解決に取り組んでいる。
カナダのジョンハンフリー自由賞(1999年)を始め、ホ モ・ホミニ賞(チェ コ)、学生平和賞(ノルウェー)、市民的勇気賞(米国)、光州人権賞(韓国)を受賞。
【申し込み・問い合わせ先】
先着170名様のご予約をお受けいたします。Eメールかお電話にて、お名前、ご所属(またはご職業)、ご連絡先を添えて下記へ お申し込みください。
大阪大学大学院国際公共政策研究科 「アジア平和構築ウェブ展開」
TEL. 06(6850)5646 Email:apb@osipp.osaka-u.ac.jp
担当・松野明久(国際公共政策研究科教授)、吉村季利子(特任研究員)
【アクセス】 大阪大学中之島センター(大阪 市北区中之島4-3-53)
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
【主催者について】
本講演会は「アジア平和構築ウェブ展開」事業(代表・星野俊也)の一環として行われるものです。
本事業は東南アジアの3地域(フィ リピン南部、タイ深南部、 ミャンマー/ビルマ)の紛争解決や平和構築のプロセスをモニターし、その情報を発信するウェブサイトを運営するもので、笹川平和 財団の支援により実施して います。
詳しくは以下のサイトをご覧下さい。
URL:http://peacebuilding.asia/1687-2/