2022年6月13日月曜日

【講演会のお知らせ】2007サフラン革命リーダー アシンターワラ師をお迎えして

アシンターワラ師来日に際し、大阪で講演会を開催させて頂きます。
現在ノルウェーに拠点を置きNUGのパートナーとして活動しているアシンターワラ師に「ビルマの今、そしてこれから」をお話ししていただきます。

■日時:6月23日(木)18:00~19:30
■開場:クレオ大阪西 研修室
 大阪市此花区西九条6-1-20 Tel : 06-6460-7800
 JR環状線「西九条駅」下車 徒歩5分
■演題「ビルマの今、そしてこれから」
■講師紹介:アシンターワラ師は2007年の民主化運動、サフラン革命のリーダーとして活動されました。
軍政の悪政に対し僧侶が前面に立ち、市民と共にヤンゴンの大通りを慈悲経を唱えて行進しました。しかし、軍は発砲、数百人の僧侶が銃弾に倒れ、4000人以上の僧侶が逮捕されました。
アシンターワラ師は現在ノルウェーに拠点を置き、NUGのパートナーとして活動中です。
■申し込みは不要です。当日開場までお越し下さい。

日本ビルマ救援センター(BRCJ) ミャンマーヴィレッジ共催

2022年6月10日金曜日

【支援のご報告】カヤー州、国内避難民

カヤー州、国内避難民支援のご報告
PNDOからカヤー州国内避難民支援の報告書および支援の様子の写真が届きましたのでご紹介いたします。

【ミャンマーを忘れないで!】リーフレットができました。

【ミャンマーを忘れないで!】リーフレットができました。
募金活動の際にお配りしています。

2022年6月1日水曜日

第22回【Save Myanmar Campaign】レイケイコー、カヤー州IDP支援報告、街頭募金活動のお知らせ

第22回【Save Myanmar Campaign】
レイケイコー、カヤー州IDP支援報告、街頭募金活動のお知らせ
タイ・ミャンマー国境では本格的な雨季が始まりました。現地からの支援依頼は食糧とタープです。
国内避難民の暮らしは苦労の連続ですが、雨露をしのぐ屋根さえも確保するのが大変な状況です。
支援実行者のみなさまの努力には頭が下がります。

また、今回は動画で避難民3人の方がたの声を届けていただきました。
ここにご紹介させていただきます。(翻訳:原田正美さん)

【男性1】
レーケコーの第1地区に住んでいました。去年の12月15日に避難しました。戦闘が起きたからです。
村全体が避難しました。逃げたところはバラバラでジャングルに行った人もいます。そこでも戦闘が起きて次の場所を転々としました。
村の自分の家には物は何も残っていません。うちは物が無くなっただけだが、家そのものがなくなった人もいます。
火事や砲撃があったり、焼き討ちがあったり。今ここでの食糧はそこそこありますが、だんだん減ってきています。
衛生面は雨季なので、お腹をこわします。便秘や下痢。水のせいです。医者もいるにはいるが、心配です。
何が一番困っているか、まずは食糧。これからも支援があるのか、雨季で洪水が起きたり、支援がなかったり、仕事がなくなると心配です。
日本人に何を伝えたいか、といえば家を建ててくれたので。今後も支援してもらえるとありがたい。破壊されたものもある。
復興してくれたらそれが一番いいです。

【女性】
レーケーコーの第2地区出身。12月15日に避難しました。もう5か月になります。戦闘が起きて逃げました。親戚も全員一緒に逃げました。
向こうには何も残ってなく、持ち去られて無くなりました。ほとんど何もない。今は避難民キャンプにいます。状況はよいです。
ただ人数が多いので、食糧は十分ではありません。主に必要なのは食料と水。雨季になるともっと水が必要です。湧き水を使っているが水は濁っています。
マラリアと下痢などが怖い。ジャングルにも近いし。食べ物にも気を付けないと。避難民が多くて、感染症などが起きないか心配です。
日本はずっとレーケーコーを支援してくれた。引き続き助けてください、支援してください。

【男性2】
レーケーコーの新町に住んでいました。戦闘が始まって避難しました。12月15日です。レーケーコーとその周辺で戦闘が起きました。
怖くて避難キャンプに逃げました。レーケーコー、キメワーキー、バヒーガドーヤテグー、バルジー、バルレー、メッレッパン。
それらの村々から人々が逃げてきました。このキャンプには3000人以上います。ここのキャンプは竹で組んだ簡易の家です。
レーケーコーの家は誰も見に行けていないです。現状の食糧は十分ではありません。支援者を探して食糧にあてています。食糧は一週間に一度、分配してくれます。
支援者とつながっているから何とかなっています。十分というのではない。きちんとしたクリニックや病院もない。仮設のクリニックしかない。
雨季になったら感染症も増えます。普通の病気についてはケアしてもらっています。感染症は大きな病院でも制御しきれません。ここは仮設のクリニックです。
食糧と保健衛生、その二つが重要です。今は支援者がいるが、雨季になったら交通も難しくなり、届かなくなることも考えられます。
長期になったら食糧が心配です。日本国民の皆さん、また日本にいるミャンマー人の皆さん、どうぞ引き続き支援をよろしくお願いします。

5月の支援活動報告
  • 5月8日京都で25回目の募金活動を行いました。募金額は29,591円でした。
  • 5月15日大阪で26回目の募金活動を行いました。募金額は66,814円でした。
  • レイケイコー国内避難民食糧支援に150,000円を送金いたしました。NEW BLOOD CENTERを通じて食糧を届けて頂きました。
  • カヤー州国内避難民支援報告書がPNDOから届きました。こちらに写真を掲載しています。
  • カレンニ民族自助組織から支援活動の写真が届きました。こちらも飲料水を確保するため、ため池を作りポンプで水を送っています。
    こちらは支援実行者の安全性確保のために写真を掲載できません。ご理解をお願いいたします。
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【支援報告】   総額20,360,640円
2021年度(3月~12月)
・CDM支援            8,270,000円
・NUG医療支援          5,900,000円
・チン州タンタラン支援       500,000円
・レイケイコーIDP医療衛生用品支援  600,000円
・カヤー州IDP温かい衣服と毛布支援  300,000円
2022年度
1月12日 レイケイコー食糧支援   110,000円
1月19日(NUG保健省医療支援⑩) 500,000円
2月7日 カヤー州IDP食糧支援 580,000円
2月9日 CDM支援         1,000,000円
2月15日 レイケイコーIDP食糧支援  178,000円
3月2日 レイケイコーIDP食糧    177,562円
3月9日 レイケイコーの浄水器と
        ソーラーパネル①  175,509円
3月16日 カヤー州IDP食糧支援    177,288円
3月17日 カヤー州IDP食糧支援    100,000円
3月24日 レイケイコーの浄水器と
        ソーラーパネル②  182,281円
4月2日 CDM支援          10,000円
4月11日 カヤー州IDP食糧支援(PNDO) 500,000円
4月26日 レイケイコー食糧支援     130,000円
4月27日 NUG保健省医療支援     20,000円

5月15日 レイケイコー食糧支援       150,000 円
5月16日 カヤー州IDP食糧支援(PNDO)     300,000円
5月19日 カヤー州IDP(カレンニ自助組織)  188,124円
5月20日 カヤー州IDP(カレンニ自助組織)  186,328円
5月29日 レイケイコー食糧支援       125,548円

ご送金いただきましたみなさま (4月30日~5月29日)
中川しのぶ様、長橋淳美様、タキグチユウコ様、山本博之様、マツナガタカユキ様、ナカツカサミツヒト様、後藤守弘様、アンダチミチヨ様、タナカユタカ様、スホウテルオ様、ナラーラ様、匿名ご希望2名様

郵便振替は入金を確認するまで日にちがかかります。ご紹介が遅くなることもありますので、ご了承ください。

募金箱の設置の紹介
医療法人真生会富山病院の外来病棟に募金箱を置いていただいています。
(11月から3月まで総額882,647円のご寄付を頂きました。)
サケトメシ様(大阪市九条 居酒屋ミャンマー料理店)に募金箱を置いていただいています。

皆さまのご理解とご協力に感謝いたします。
日本ビルマ救援センター事務局

日本ビルマ救援センターの口座にお振り込みいただいたご寄付の使途につきまして
CDM支援やNUG保健省の支援をご希望の方はお知らせください。
随時ISMSPーMMに送金させていただきます。

※【One-To-One Save MyanmarCampaign】の運営を行っている国際ミャンマー学者・専門家協会
「The International Society of Myanmar Scholars and Professionals」/ ISMSP-MMは
ビルマ国内のCDM実行者支援とCRPH(連邦議会代表委員会)やNUG(国民統一政府)とともに、様々な支援活動を支えています。

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◉街頭募金について
日々、犠牲者、国内避難民の増え続けるビルマ(ミャンマー)において、【Save Myanmar Campaign】への支援活動を助けるためにミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク、ヴェリタス城星学園中学高等学校有志日本人、在関西ビルマ人の有志による街頭募金を実施しています。

■日時:6月12日(日)13時〜16時
■場所:京都市下京区 四条河原町交差点付近 ディズニー・ストア前
■アクセス:阪急京都河原町駅より徒歩0分 京阪祇園四条駅より徒歩3分 京都市営地下鉄烏丸線四条駅より徒歩5分

■日時:6月26日(日)13時〜16時
■場所:JR森ノ宮駅 
■アクセス:北口から1分 Osaka Metro 森ノ宮駅 3B出口、7B出口すぐ
※諸事情により、京橋駅前広場から森ノ宮駅前に変更になりました。
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当キャンペーンは、 日本ビルマ救援センターを通じてビルマ(ミャンマー)の支援を必要とされる皆さまに必要なものを届けていきます。

少額からのご寄付を受け付けています。
また、下記銀行口座への直接のお振り込みも受け付けています。
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りそな銀行 金剛支店 (普通) 6553928
口座名 日本ビルマ救援センター
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 ※振り込みの場合、下記アドレスまでお名前とご住所をお知らせください。
「CDM支援」「緊急医療支援」などの使途についてのご希望をお知らせください。
また、BRCJではこのほか
「タイ国境の難民キャンプ支援」「ピエリアンアウン選手支援」
を行っています。

ご希望の方には領収書をお送りいたします。(税金の控除対象とはなりません。ご承知ください)

◉ 「ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク」 について
「ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク」は、
現在京都大学院、同志社および立命館大学の学生有志により構成されています。
2021年2月1日以降の国軍・警察によるミャンマー(ビルマ)市民への極めて深刻な人権侵害に強く抗議し、ミャンマー(ビルマ)市民との連帯を目指します。
お問い合わせはこちらまで▶︎snkdm-b@outlook.jp

<賛同団体>
 日本ビルマ救援センター
 同志社難民支援プロジェクトRe-ING