2013年7月8日月曜日

ドキュメンタリー「異国に生きる 日本の中のビルマ人」 トーク付き上映 中尾恵子× 箱田徹

ドキュメンタリー「異国に生きる 日本の中のビルマ人」
2013年7月12日(金)〜16日(火) 神戸映画資料館
トーク付き上映 7月14日(日)13:00の回上映終了後
誰のために、何のために、
遠い“異国”で生きるのか
自分には何がいちばん大切なのか――
東京で暮らすビルマ人青年の14年間の記録
「異国に生きる 日本の中のビルマ人」
(2012/100分/HD[ブルーレイ上映])
監督・製作:土井敏邦
撮影・編集:土井敏邦、横井朋広
整音:藤口諒太
写真撮影・デザイン:野田 雅也
配給:浦安ドキュメンタリーオフィス

1991年、ビルマ(ミャンマー)軍事政権の弾圧を逃れ、家族を祖国に残したまま、政治難民として日本に渡ったビルマ人青年チョウチョウソー(チョウ)。生活のためにレストランで働きながら、祖国で封じられた民主化運動を続ける日々。数年後、妻ヌエヌエチョウとの再会が叶うと、日本でビルマ料理店をオープンし、2人での亡命生活が始まる。第三国タイでやっと実現した14年ぶりの老父との再会。しかしその後の父の死の報にも帰国は実現しなかった。

日本での滞在はすでに20年以上になり、暮らしも安定した。しかし、そこはチョウにとって将来の保障もなく、祖国に貢献する役割も担えない“異国”であり、“自分の居場所”ではない。「家族に会いたい」「祖国で暮らしたい」という願いと、“祖国の民主化運動”のためにその望郷の想いを捨てなければならないという思い。その狭間で揺れ、迷ってきたチョウは、今の祖国の「民主化」をどう捉え、その中でどう生きようとするのか…。

『沈黙を破る』(2009)、『"私"を生きる』(2010)
で注目を浴びた土井敏邦監督の最新作!

2009年度キネマ旬報文化映画ベスト・テン第1位に輝いた『沈黙を破る』、2012年度ベスト・テンで第2位を獲得した『“私”を生きる』の土井敏邦監督が、在日ビルマ青年を14年もの歳月をかけて追い続けた注目の最新作。
主人公チョウが愛する“国”とは “国家”なのか、“故郷”なのか、それとも“大切な人”なのか。彼の生き方を通して、「愛国心」の真の意味を震災後の日本社会に静かに問いかける。

公式サイト http://www.doi-toshikuni.net/j/ikoku/


トーク付き上映 7月14日(日)13:00の回上映終了後
中尾恵子(日本ビルマ救援センター代表)× 箱田徹(ビルマ情報ネットワーク・ディレクター)
中尾恵子(なかおけいこ)
日本ビルマ救援センター代表
日本ビルマ救援センターは20年以上にわたり、関西を拠点にタイ・ビルマ国境と日本国内のビルマ難民支援を行うNGO。中尾氏は90年代後半から活動に参加。優しく誠実な人柄からビルマ人の信頼も厚い。

箱田徹(はこだてつ)
ビルマ情報ネットワーク・ディレクター、立命館大学専門研究員
ビルマ情報ネットワークは、ビルマの抱える様々な問題をインターネットを使って日本語で紹介する情報系NGOで、箱田氏は大学時代から創設メンバーとして15年あまり活動を行う。東京ではアドヴォカシーに力を入れる。

ビルマ(ミャンマー)料理 7月13日(土)・14日(日)11:30ごろ〜
シネマカフェ・チェリー(神戸映画資料館内)
新長田のミャンマー料理店TeTe(テテ)さんのメニューを、2日間限定でご提供します。
通常よりミニサイズでお出ししますので、気軽にお楽しみください。
ミャンマーカレー300円 モヒンガー(麺類)250円 サモサ(1ッ) 180円

世界難民の日 関西集会

世界難民の日・関西集会
開催日時 2013年7月14(日)13:45~17:00 (開場:13:30)
場  所 大阪大学会館アセンブリー・ホール(大阪大学豊中キャンパス内)
大阪府豊中市待兼山町1-13 阪急宝塚線「石橋」駅、モノレール柴原、各徒歩15分
主  催 世界難民の日・関西集会実行委員会 事務局 RAFIQ
共  催 大阪大学グローバルコラボレーションセンター
後  援 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
協  力 全国難民弁護団連絡会議, 特定非営利活動法人なんみんフォーラム(FRJ)、難民ナウ!
H P http://rafiq.jp/wrd/
13:30 開   場
13:45~13:55 開会 全体状況説明
13:55~15:15 講演 「難民認定制度―その社会的機能と日本の実状」(仮)
阿部浩己 神奈川大学法科大学院教授(国際人権法)
  休憩
15:30~16:30 パネルディスカッション「難民条約を活かすために私たちにできること」
コーディネーター:大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任助教 安藤由香里氏
助 言: 神奈川大学法科大学院教授 阿部浩己氏
パネリスト:特定非営利活動法人なんみんフォーラム(FRJ) 石川美絵子氏、 全国難民弁護団連絡会議 弁護士 弘川欣絵氏
16:30~17:00 難民アピール等

7月7日 WORLD なんみん DAY ご報告

7月7日 WORLD なんみん DAY ご報告
良く晴れた日曜日、7月7日WORLDなんみんDAYでバザー出展いたしました。
炎天下の中ご来場下さったみなさま、熱心に質問をしてくださった方、ありがとうございました。
売上金は9,100円。ビルマ難民支援に使わせていただきます。

暑い中ひたすらはしゃぎまわっていたちびっこたちのパワーが羨ましかったです。
世界中のちびっこたちが何の遠慮も不安もなく元気に外で遊べる日が一日も早くきますように

日時 7月7日(日) 10:00~19:30 (終了しています)
場所 大阪市北区中崎町ホールとコミュニティ広場
内容は地図はHPをみてください。
http://amanto.jp/index.php?cID=282

<開催に当たって>
「難民と共に暮らす街」-難民問題ゼロワン祭!?
個と個から、個と地域へ、高齢化を見据えた交際相互協力体制への模索へ

今まで難民問題に取り組むNGOやNPOは個人対個人の支援であったのに対し、難民と街(地域)、地域と行政という試みです。 全国に中崎町でのこの取組を雛形にしとして広めていくためにまず、日本に難民がいることから知り、出会い、単に難民問題に取り組むだけでなく、地域が生活の中から世界の今を理解し、真の国際感覚を身に着けられることを目的にしています。

今回のフェステバルは、数多くの当事者の方に集まってもらい、お国の文化や芸術と交流しながら、一見難しく捉えられがちな人権や難民の問題を0から1へとする事を目的にとする「ゼロワン祭」でもあるわけです。是非、お気軽に楽しみに来てください。

2013年7月5日金曜日

7月7日 WORLD なんみん DAY

7月7日 WORLD なんみん DAY
日時 7月7日(日) 10:00~19:30
場所 大阪市北区中崎町ホールとコミュニティ広場
内容は地図はHPをみてください。
http://amanto.jp/index.php?cID=282

<開催に当たって>
「難民と共に暮らす街」-難民問題ゼロワン祭!?
個と個から、個と地域へ、高齢化を見据えた交際相互協力体制への模索へ

今まで難民問題に取り組むNGOやNPOは個人対個人の支援であったのに対し、難民と街(地域)、地域と行政という試みです。 全国に中崎町でのこの取組を雛形にしとして広めていくためにまず、日本に難民がいることから知り、出会い、単に難民問題に取り組むだけでなく、地域が生活の中から世界の今を理解し、真の国際感覚を身に着けられることを目的にしています。

今回のフェステバルは、数多くの当事者の方に集まってもらい、お国の文化や芸術と交流しながら、一見難しく捉えられがちな人権や難民の問題を0から1へとする事を目的にとする「ゼロワン祭」でもあるわけです。是非、お気軽に楽しみに来てください。