2009年3月25日水曜日

2009春タイ・ビルマ国境訪問

2009春タイ・ビルマ国境訪問
明日から国境訪問に出発します。
寒の戻りで冷えている大阪から、暑さの厳しいタイへ。
今回は関西空港から5名、現地合流が4名、合計9名のチーム。
支援物資は、蚊帳、楽器(リコーダ、カスタネット)、石鹸、古着などです。
訪問地はメーソットの3キャンプ。支援プロジェクトの支援金を届けてきます。
帰国後は報告会を5月6日に予定しています。

2009年3月20日金曜日

3月の学習会

3月の学習会



今月の学習会は「ビルマ語講座」です。
講師の遠藤茜さんの指導のもと、ビルマ語の簡単なあいさつや質問の仕方などを学びました。

2009年3月10日火曜日

ビルマ人権の日特別講演会

ビルマ人権の日特別講演会
皆さま、ビルマ人権の日特別講演のご案内を転送させていただきます。
日本ビルマ救援センター事務局
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ビルマ市民フォーラム メールマガジン     
2009/3/10People's Forum on Burma   
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3月13日「ビルマ人権の日」にあたり、PFBでは、ビルマ情報ネットワーク、(社)アムネスティ・インターナショナル日本と共に、以下の講演会を実施いたします。はじめての方でもわかりやすい内容です。ぜひお誘い合わせの上、ぜひお越しください。
PFB事務局 http://www1.jca.apc.org/pfb/
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ビルマ人権の日特別講演会【3月19日(木)18時30分~】
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ビルマ(ミャンマー)
― 牢獄からの生還~国際ロビイストになった元政治囚 アウンディンが語るビルマの真実~
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なぜ僕が刑務所に? 僕にあるはずの自由と権利をただ求めただけなのに...自分の意見を自由に述べる、行きたいところへ行き、会いたい友人にいつでも会える----そんな「自由」や「権利」がビルマにはありません。「微笑みの国」と称されるビルマですが、黄金に輝くパゴダ(仏塔)や色鮮やかな民族衣装、眩しすぎる人びとの笑顔の影で、軍事政権の下、多くの人が自由を奪われ、囚人同様の生活を強いられています。

そして軍政を批判したり、民主化を求める活動を行ったり、サイクロン被災者の救援活動をしたことを理由に、現在も2,100人以上の僧侶や市民が政治囚として投獄されているのです。獄内での拷問や過酷な尋問、劣悪な処遇なども伝えられています。

国連特使や人権団体などは軍事政権に対し、何度も全政治囚の即時釈放を求めていますが、釈放のペースは鈍化しており、その一方で多数の市民や活動家の逮捕が続いています。3月13日は「ビルマ人権の日」です。自らのいのち、家族、生活を犠牲にし、闘い続ける政治囚。「民主化の進展には、まず全ての政治囚を釈放し、民主化を求める側と軍事政権とが対話をすることが最も重要」と語るアウンディン氏。
「なぜ僕はビルマの民主化を求めるのか?自らの体験をもとに、現在も獄中で闘いつづける仲間の声を、日本のみなさんに届けたい。」

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●日時:2009年3月19日(木)18時30分~20時30分(開場18時15分)
●場所:総評会館 4階 402会議室 東京都千代田区神田駿河台3-2-11TEL: 03-3253-1771
【交通機関】
● 地下鉄丸ノ内線/新宿線をご利用の方は地下道を通り、千代田線方面へ東京メトロ千代田線  新御茶ノ水駅  B3出口 (徒歩0分)東京メトロ丸ノ内線  淡路町駅  B3出口 ※ (B3出口まで徒歩5分)都営地下鉄新宿線  小川町駅  B3出口 
※ (B3出口まで徒歩3分)※B3a出口は、違う方向へ出ますのでご注意ください。
● JR中央線・総武線  御茶ノ水駅  聖橋口 (徒歩5分)
●地図:http://www.sohyokaikan.or.jp/access/index.html
●参加費:500円
●定員:50名(申込み不要/先着順)
●主催:ビルマ市民フォーラム、ビルマ情報ネットワーク(BurmaInfo)、(社)アムネスティ・インターナショナル日本
●問合先:ビルマ市民フォーラム事務局 (宮沢)03-5312-4817, pfb@izumibashi-law.net
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【アウンディン氏 プロフィール】
米国ビルマ・キャンペーン共同設立者・事務局長ビルマ政治囚支援協会(AAPP)米国代表 
アウンディン氏は1988年にビルマ(ミャンマー)で起きた全国的な民主化運動に関与したことが理由でつかまり、政治囚として4年間、獄中で過ごした。
1989年にはアムネスティ・インターナショナルの「良心の囚人」になり、同団体の支部による手紙書きキャンペーンの対象となった。現在は獄中に残る仲間たちや家族を支えるビルマ政治囚支援協会の一員でもある。2003年に民主化支援団体、米国ビルマ・キャンペーンを設立(本部:ワシントンDC)。
米国ビルマ・キャンペーンは米国議会や政府に積極的に働きかけ、ビルマに民主化をもたらすために日々努力している。米国議会などの公聴会でビルマの状況について証言するほか、各種メディアにも頻繁に登場する著名な活動家。アメリカン大学(修士)。

アウンディンは1989年4月23日に逮捕された(一部メディアは24日に逮捕と報道)。逮捕の数時間前にAFPのインタビューに応じ、「武力闘争ではなく、平和的な活動を通じて民主化を目指したい」と語っていた。逮捕直後の1か月間、ビルマ軍情報部の尋問センターに収容された後、容疑も確定しないままインセイン刑務所に1年収容された。独房に収容され、家族との面会も認められなかった。総選挙の4日前の1990年5月23日に軍事裁判所で4年間の懲役刑を宣告される。
1993年7月、4年3か月ぶりに釈放される。アムネスティ・インターナショナルの良心の囚人だったことは、2001年に米国に渡って初めて知った。
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【ビルマとは?】 
ビルマ(ミャンマー)では2007年秋、燃料費の大幅値上げをきっかけに全国で数十万の仏教僧、学生、市民が民主化を求め立ち上がりました。これに対して軍事政権はデモの武力弾圧に踏み切り、数百人ともいわれる死者をだしました。これ以降、約1,000人が新たに拘束され、ビルマ全土の政治囚は2009年2月現在,2100人にも上っています。 彼らは拷問を受け、その政治信条と政治活動ゆえに長期の禁固刑を言い渡されました。

政治囚の中には昨年5月巨大サイクロンの支援活動を行ったこと理由に拘束された人もいます。 また、昨年5月には、巨大サイクロン「ナルギス」がビルマ史上最悪となる被害をもたらした直後、ビルマ軍政は、被災者の救援よりも自らの権力維持を最優先課題とし、一方的に起案した新憲法の是非を問う国民投票を強行しました(投票から数日後、賛成率92.4%で新憲法が承認されたと発表)。 

アウンサンスーチー氏を始めとした民主化勢力との対話もないまま進められたこうした手続きは国際社会から厳しく批判されましたが、軍政は新憲法に基づいて来年2010年に総選挙を実施しようとしています。軍政はさらに、総選挙にむけて政治弾圧を強めており、2007年8月以降約1,000人が新たに拘束され、政治囚の数は2100人にも上るなど、自由で公正な選挙を行なうことは到底無理な状況となっています。 

アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)などの民主化勢力は、各国政府に対して、軍政がすべての政治囚を解放し、民主化勢力や少数民族の代表との対話に基づいて2008年憲法の内容を見直す作業をしない限り、2010年に予定されている総選挙を正当な選挙とは認められないことを明らかに表明してほしいと要請しています。
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【ビルマ人権の日とは?】 
1988年3月ラングーン工科大(RIT)の学生と地元有力者の息子とが茶店で口論となり、この喧嘩を発端に学生によるデモ隊と治安警察が対立、警官は銃を持って学生らを弾圧しようとした。そして、この弾圧により銃撃された学生ポウンモー氏が命を落とし、その二日後にもう一人が死亡した。 
そのため、この事件をきっかけにこれまで溜め込んでいた政府への怒りが爆発、学生や大勢の市民によるデモが連日行われ、1988年8月8日(8888)の大暴動へとつながった。 それ以来、民主化勢力は民主化運動の引き金となるこの象徴的な日を記念日として、「ビルマ人権の日」と呼んでいる。
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参考:
◆米国ビルマ・キャンペーン http://uscampaignforburma.org/
◆ビルマ政治囚支援協会 http://www.aappb.org/
ビルマの政治囚や彼らの家族への支援を目的に設立された。政治囚へ食料や物品を届けるほか、国際社会と協力してビルマの政治囚の早期釈放を訴える活動を行っている。
◇ビルマ市民フォーラム http://www1.jca.apc.org/pfb/
◇ビルマ情報ネットワーク  http://www.burmainfo.org/
◇(社)アムネスティ・インターナショナル日本  http://www.amnesty.or.jp/
▽ビルマのページはこちら  http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=1506
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2009年3月9日月曜日

ビルマ人権の日イベント紹介

ビルマ人権の日イベント紹介
皆さま、
3月13日の「ビルマ人権の日」にちなんだイベントをご案内いたします。

◆東京◆
不公正な裁判制度で人権、民主化運動家たちに事実上の終身刑を言い渡しているミャンマー軍事政権を強く非難するため国民の失っている自由、人権のために軍事政権と戦ったことで軍政により不当に拘束された全ての政治囚の釈放を求める署名を集めるため軍事政権によって不公正な裁判制度で圧迫されているビルマ国民の状態公平な法律のないビルマの情勢を日本の皆様に報知するためビルマ民主化に効果的ではない曖昧な行為を見直するよう日本政府に要請するため軍政によって人権侵害されているビルマ国民を助けるため私たちは21周年のビルマ人権デーにデモ行進を行います。

在日ビルマ民主化勢力
日時:3月13日(金) 集会14:00 出発14:30 
場所:渋谷区立宮下公園
問い合わせ: Phone Myint Tun

◆名古屋◆
3月13日はビルマの人権デーです。
アウンサンスーチーさんと全ての政治囚が釈放されるように、名古屋・栄では15日、ポストカードのキャンペーンを行います。どうぞご参加ください。
日時:3月15日(日) 13:00~16:00
場所:名古屋市栄 栄バスターミナル北・噴水南 (地下鉄栄駅14番出口)
主催:ビルマ民主化同盟(LDB名古屋)
--Burmese Relief Center-Japan

2009年3月1日日曜日

3月の活動案内

3月の活動案内
皆さま、
3月の活動案内をさせていただきます。
13、14、15日名古屋で「BRACIF2009 国際会議 & パブリック・フォーラム」が開催されます。
このために、今年度は「ビルマ人権の日」(3月13日)のアクションの日程をずらして実施いたします
。詳細は決まり次第ご連絡いたします。今月の「月例ビルマ問題学習会」は19日(木)となります。
3月26日より4月3日までタイ・ビルマ国境訪問を実施いたします。その間事務局は休業とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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BRACIF2009 国際会議 & パブリック・フォーラム 
地球市民社会とビルマ/ミャンマーの平和的変革 -現状と課題-
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みなさま来る3月13日(金)より15日(日)の三日間、名古屋大学にてビルマ関係の国際会議とパブリック・フォーラム BRACIF2009 が開催されます。
多くの方々の来場をお待ちします。ビルマの現状と課題国際フォーラム実行委員会
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概要
1) 名称:Global Civil Society and Peaceful Change in Burma/Myanmar: Review and Challenges
地球市民社会とビルマ/ミャンマーの平和的変革 -現状と課題-
2) 日程: 平成21年3月13日(金)~15日(日)
3) 会場: 名古屋大学IB電子情報館2階大講義室(地下鉄名城線名古屋大学駅 3番出口より徒歩1分)
4) 入場料: 無料
5) 定員: 250名(申込み不要・先着順)
6) 使用言語: 13日・14日-英語; 15日-日本語および英語(同時通訳有)
7) プログラムおよび発表予定者:後述
8) 主催:ビルマの現状と課題 国際フォーラム実行委員会
  ホームページ:http://www.bracif.org/
  問合せ先: conference09@bracif.org
9) 後援:愛知県国際交流協会

*会場1階にて、ビルマ写真展(宇田有三ほか)を同時開催いたします。
*本国際会議・パブリックフォーラムは、上記助成と関係大学の協力のほか、開催趣旨に賛同していただける方・団体よりの賛同金(協賛金)にて運営されます。
ホームページおよび会場にて賛同(協賛)のお願いをしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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開催趣旨
1988年に新たな軍事政府が権力の座につき、四半世紀におよぶビルマ式社会主義を転換して海外資本に国を開いてから、ビルマ(ミャンマー)は数多くの解決困難な問題に直面してきました。その深刻さは、多くの人命が無為に失われた昨年5月のサイクロン禍の惨状に端的に表れています。衛生状況の改善、環境の保護、人間の安全保障、軍事政権と民主化勢力の和解、多民族の結束感の平和的な促進など、喫緊の課題が山積しています。

豊富な天然資源と耕作地を持ちながら世界で最も貧しい国の一つであるビルマ(ミャンマー)では、公正な経済開発も必要とされています。
本国際会議のねらいは、国内外の研究者、ジャーナリスト、宗教関係者、医療関係者、市民組織などの報告を通して、ビルマ(ミャンマー)の危機的な社会・経済・政治状況に関する認識を共有することにあります。

また、我々国際社会のメンバーが、政府レベルまた市民レベルで、ビルマ(ミャンマー)国内の自然と人道の危機にどうしたら効果的に対応できるのか、またビルマ(ミャンマー)のすべての人々が、安全で、豊かで、安定した生活を安心して送ることができるためにどのような積極的な役割を果たすことできるのか、ともに考えていきたいと思います。
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プログラム概要
第1日(3/13) - 人間の安全保障
基調講演
第1セッション「公衆衛生、資源と環境、開発」
第2セッション「国家の安全保障、報道の自由、民主化の可能性」
第3セッション「居住、人間の安全保障、サンガの役割」

第2日(3/14) -  人権
第4セッション「人権、ガバナンス、諸機関」
第5セッション「国内避難民、難民、地域の対応」
第6セッション「独立、軍、民族関係」
特別セッション「アウンサンスーチー ―ノーベル平和賞受賞者―」

第3日(3/15) - 国際社会
基調講演
第7セッション「報道機関から見たビルマ/ミャンマー」
第8セッション「市民組織から見たビルマ/ミャンマー」
第9セッション「日本の役割、国際協力、地球市民社会」パネルディスカッション「援助を越えて -現状の打破-」

(詳細は、今後ホームページに随時追加します)

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報告者等予定(敬称略)
ドナルド M. シーキンス(名桜大学)
林良嗣(名古屋大学)
ウォラウィット・スワンワニットキット(ジョンホプキンス大学)
バーティル・リントナー(アジア太平洋メディアサービス)
ウー・ウッタラ師(ササナ・ラムシ僧院)
佐藤祐造(愛知学院大学)
ノリユキ・ムラカミ(アメリカ国立衛生研究所)
ショーン・ターネル(マッコーリー大学)
タン L. トゥン(ヴォイス・オブ・アメリカ)
新海英行(愛知学院大学)
エイ・チャン・ナイン(ビルマ民主の声)
真継隆(愛知学院大学)
土井香苗(ヒューマン・ライツ・ウォッチ)
三宅隆史(シャンティ国際ボランティア会)
ベネディクト・ロジャーズ(クリスチャン・ソリダリティ・ワールドワイド)
マーク・ファーマナー(英国ビルマ・キャンペーン)
コエ・ボエラ(作家)津守滋(桐蔭横浜大学)
ナンシー・スペンサー(バーマ・ボーダー・プロジェクト)
根本敬(上智大学)
山旗張星允(愛知学院大学)
ジェーン・ファーガソン(オーストラリア国立大学)
トレバー・ウィルソン(オーストラリア国立大学)
田辺寿夫(ジャーナリスト)
西嶋洋一(愛知学院大学)
ムー・ライン・テイン(ビルマ・ニュース・インターナショナル)
伊奈久喜(日本経済新聞社)
村井吉敬(早稲田大学)
ショーバン K. サハ(ニューデリー計画建築大学)
中尾恵子(日本ビルマ救援センター)
ウー・ウィン(ウィナーズ・サークル・コンサルティング)
守屋友江(阪南大学)
ジョナサン・ワッツ(アジア仏教開発プロジェクト)
秋元由紀(ビルマ情報ネットワーク)
佐々木由香(三重県立看護大学)
ディビット M. ポッター(南山大学)
メーナシ・ドーテー(ニューデリー計画建築大学 )

月例ビルマ問題学習会 (19日、大阪市・谷七)「ビルマ語講座入門編」
日時:3月19日(木)19:00~20:30
講師:遠藤 茜さん
内容:昨年好評でしたビルマ語講座の続編として、簡単な日常会話を教えていただきます。
また、ビルマの文化についてもお話しいただきます。
会場:大阪ボランティアセンター(大阪社会福祉指導センター)地下1階ボランティアルーム
地下鉄「谷町6丁目駅」より谷町7丁目交差点を右
地下鉄「谷町9丁目駅」より谷町7丁目交差点を左
*向かいの大阪社会福祉会館ではありません。お間違えのないように。
会場周辺の地図は、次のアドレスからご覧いただけます。
http://www.osakafusyakyo.or.jp/sidoucenter/sidoucenter-access.htm