2013年5月19日日曜日

土井敏邦 最新作「異国に生きる―日本の中のビルマ人」

土井敏邦 最新作「異国に生きる―日本の中のビルマ人」
大阪、第七藝術劇場 で6月15日より上映いたします。
公式ウェブサイト(予告編あり):http://doi-toshikuni.net/j/ikoku/

映画『異国に生きる 日本の中のビルマ人』(2週間上映)
6月15日(土)〜6月21日(金)10:00(1日1回上映)
6月22日(土)〜6月28日(金)12:00(1日1回上映)
★上映は6月28日(金)迄で終了

第七藝術劇場
大阪市淀川区十三本町1−7−27サンポードシティ6F
TEL:06-6302-2073 FAX:06-6302-8820
web:http://www.nanagei.com/
【料金】
前売り1,200円
当日一般1,800円 専門・大学生1,500円 中・高・シニア1,000円

ジャーナリストの土井敏邦です。
1998年来、14年間、断続的に取材・撮影を続けてきた在日ビルマ人の民主化活動家チョウチョウソーとその妻ヌエヌエチョウの映像がやっと1本の映画にまとまりました。

この「異国に生きる―日本の中のビルマ人」は「ビルマ問題」を論じ伝える映画ではありません。“祖国の民主化”の実現のために、家族と別れ、日本政府の難民政策の厚い壁に阻まれながらも、遠い異国・日本で懸命に生きるビルマ人青年の“生き方”を通して「人にとっていちばん大切なものは何か?」「個人は社会とどう関わるのか?」「真の“愛国心”とは何か?」を私たち日本人自身に問う映画です。

土井敏邦(どいとしくに) 略歴
ジャーナリスト。1953年佐賀県生まれ。1985年以来、パレスチナをはじめ世界各地を取材。テレビ各局でパレスチナやアジアに関するドキュメンタリー番組を放映。また映画『沈黙を破る』『“私”を生きる』を全国で劇場公開。
『アメリカのユダヤ人』(岩波新書)など著書も多数。
http://www.doi-toshikuni.net/index.html

2013年5月16日木曜日

ビルマの現状と課題
 ―来日したアウンサンスーチー氏の発言から考える―

【阪南大学産業経済研究所 第42回研究フォーラム】
ビルマの現状と課題
 ―来日したアウンサンスーチー氏の発言から考える―

今年の4月13日から19日まで日本を訪れたビルマ最大野党NLD(国民民主連盟)の党首アウンサンスーチー氏は、短い滞在中にメディアへの発言に加え、3つの大学で講演をおこない、在日ビルマ人に向けたスピーチもおこなった。
また日本のNGO団体代表との意見交換会も持った。彼女の一連の発言から重要なものをいくつかとりあげ、本人の思想の特徴と重ね合わせながら、ビルマの現状と今後の課題に関する彼女の考えをわかりやすく紹介する。そのうえで、ビルマ国内で発生している民族間や宗教間の深刻な対立について彼女がどうとらえているか、そのことについて考えることにしたい。

講 師: 根本 敬氏(上智大学外国語学部 教授)
日 時: 2013年6月15日(土)15:00~17:00
会 場: 阪南大学サテライト
大阪市中央区高麗橋4丁目2-16 大阪朝日生命館6F
大阪市営地下鉄 御堂筋線「淀屋橋駅」下車、12番出口すぐ
京阪本線「淀屋橋駅」下車、御堂筋を南へ約400m
*1階に「タリーズ」、スーパー「KOHYO」があります。
http://www.hannan-u.ac.jp/satellite/mrrf43000000e33j.html
お申し込み 下記のいずれかにご所属・お名前をお知らせ下さい。定員30名。
阪南大学 守屋研究室
〒580-8502 大阪府松原市天美東5-4-33
Tel: 072-332-1224(代)
E-mail: tmoriya@hannan-u.ac.jp
主 催: 阪南大学
協 力: 日本ビルマ救援センター http://www.brcj.org/
ビルマ問題研究会

講師略歴
根本 敬(ねもと けい)
1957年生まれ。上智大学外国語学部教授。ビルマ市民フォーラム(PFB)運営委員。専門はビルマ近現代史。主著に『抵抗と協力のはざま―近代ビルマ史のなかのイギリスと日本』(岩波書店、2010年)、『ビルマ独立への道―バモオ博士とアウンサン将軍』(彩流社、2012年)、『アウンサンスーチー:ビルマの現状と課題』(田辺寿夫と共著、角川新書、2012年)など。

アシン・ソパカ師 来日大阪講演会のご案内「ビルマ僧と語るビルマの平和と希望

アシン・ソパカ師 来日大阪講演会のご案内「ビルマ僧と語るビルマの平和と希望
2007年のサフラン革命を率いた若手僧侶の一人、アシン・ソパカ師が来日し、東京講演に引き続き、大阪講演会を開催します。

ソパカ師は長年ヨーロッパを中心にビルマ問題の解決と平和についての活動を行っており、今年3月20日からビルマ各地で発生している仏教徒とイスラム教徒との暴力を伴う衝突においても、いち早く声明を発表し、平和の尊さや他宗教への寛容さを説いております。

今回の来日おいても、ビルマの民主化において避けて通ることはできない民族間・宗教間の融和についても積極的に発言をする予定でおります。

ビルマの平和と希望のために、私たち市民社会できることを一緒に考えたいと思います。

みなさまのご参加お待ちしております!

(参考)
「ビルマ:衛星画像が示すメイッティーラの被害の実情
今後の襲撃防止に調査と責任追及が必要」(2013年4月1日、ヒューマン・ライツ・ウォッチ リリース)
http://www.hrw.org/node/114633

ビルマ市民フォーラム
★Ashin Sopaka師来日東京講演会「ビルマ僧と語るビルマの平和と希望」★
http://pfb-japan.org/?p=1147

日 時: 2013年5月24日(金)18:30~20:30 
会 場: 阪南大学サテライト教室
〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目2-16大阪朝日生命館 6F
大阪市営地下鉄 御堂筋線「淀屋橋駅」下車、12番出口すぐ
京阪本線「淀屋橋駅」下車、御堂筋を南へ約400m
*1階に「タリーズ」、スーパー「KOHYO」があります。
http://www.hannan-u.ac.jp/satellite/mrrf43000000e33j.html
連絡先: 阪南大・守屋 tmoriya@hannan-u.ac.jp
主 催: ビルマ市民フォーラム http://pfb-japan.org/
共 催: 日本ビルマ救援センター http://www.brcj.org/
ビルマ問題研究会
事前申込 不要

《アシン・ソパカ(Ashin Sopaka)師》
1977年生まれ。幼くして父を亡くし、12歳で僧となる。2001年より、国内の教育や福祉活動や国境地帯の難民支援を行う僧侶団体「The Best Friend」の共同代表になる。2003年にドイツに亡命し、「The Best Friend International e.V.」(http://www.thebestfriend.org/)を設立。以後、ヨーロッパを中心にビルマ問題の解決と平和を訴え、各国で平和行進などの活動している。2007年には国内の若手僧侶と共にサフラン革命を率い、「International Burmese Monks Organization」の事務局として活動。現在はビルマ国内でも活動が行えるようになり、主に子供たちの教育問題に携わる。これらの活動が評価され、海外では「International Peace Award」など多くの賞を受賞している。