2024年10月23日水曜日

国境の難民診療所 メータオ クリニック院長 シンシア マウン講演会 (大阪11/13 京都11/14)

国境の難民診療所 メータオ クリニック院長 シンシア マウン講演会 (大阪11/13 京都11/14)
12年ぶりの来日となりました、国境の難民診療所 メータオ クリニック院長シンシア マウンさんの講演会をご案内いたします。
講演会(大阪/京都)は全てビルマ語/日本語で行います。
平日の講演会ではございますが、ビルマ人のかたにご案内頂ければ幸いです。
多数のご来場をお待ち申し上げます。

大阪会場
■日時:2024年11月13日(水) 開場17:30 開始18:00
■会場:大阪大学中之島センター6F 共創フロア6E+F
    https://www.onc.osaka-u.ac.jp/access/
■参加費:無料
■事前申込:不要

■第1部 18:00~
演題:「ミャンマーにおける健康安全保障と人権について」
講演者:シンシア マウンさん
講演者紹介:
1959年ヤンゴン近郊生まれ。大学卒業後大病院に勤務したのち、1988年タイのメーソートに亡命。
ミャンマー難民、移民を無償で診察するメータオクリニックを創設する。
2002年アジアのノーベル書といわれる「マグサイサイ賞」を受賞。
2005年にはノーベル平和賞にノミネートされ、その他世界各国の国際人権賞を多数受賞している。

■第2部 19:00~
演題:「タイ・ミャンマー国境で逆境に立ち向かう移民コミュニティとネットワーク」
講演者:サンティファップ マウンジャムラードさん
講演者紹介
1993年タイ、メーソート生まれ。スワナミン財団副代表。
タイ・ミャンマー国境における緊急人道支援、公衆衛生向上活動、女性と子どもの保護教育、アドボカシー、タイ政府との調整業務を主導する。特にカレン、カレンニー州の国内避難民、およびタイ側の避難民への緊急支援活動に注力している。

■第3部 19:20~
演題:「国境におけるプライマリー ヘルスケアー サービスのさきへ」
講演者:ティー ター スエさん
講演者紹介:
1988年ミャンマー カレン州生まれ。Burma Medical Association副代表。
医療サービスとコミュニティでの健康増進活動などを担当。
また、タイ・ミャンマー国境の9つの少数民族およびコミュニティベース保健組織の連合体である「保健情報システムワーキンググループ」を率い、大規模な人口調査や保健調査の実施、デジタルヘルス、インフラの強化で重要な役割を果たしている。

■通訳者:原田正美さん(大阪大学外国語学部ビルマ語非常勤講師)
関連書籍紹介:
  「タイ・ビルマ国境の難民診療所 女医シンシア・マウンの物語」宋芳綺著/ 松田薫編訳 新泉社
  「国境の医療者」メータオ・クリニック支援の会編 新泉社

■主催:一般社団法人日本ビルマ救援センター、NPO法人メータオ・クリニック支援の会



京都会場
■日時:2024年11月14日(木) 開場18:00 開始18:30
■会場:同志社大学今出川キャンパス「良心館」京都市上京区今出川通烏丸東入
https://www.doshisha.ac.jp/attach/page/OFFICIAL-PAGE-JA-2640/152042/file/imadegawacampus.pdf
*「良心館」部屋番号は当日の掲示でご確認ください。
*大学施設のため、一般駐車場・駐輪場はございません。公共交通機関をご利用ください。
■参加費:無料
■事前申込:不要

■第1部 18:30~
演題:「ミャンマーにおける健康安全保障と人権について」
講演者:シンシア マウンさん

■第2部 19:30~
演題:「タイ・ミャンマー国境で逆境に立ち向かう移民コミュニティとネットワーク」
講演者:サンティファップ マウンジャムラードさん

■第3部 19:50~
演題:「国境におけるプライマリー ヘルスケアー サービスのさきへ」
講演者:ティー ター スエさん

■主催:国際居住研究会 同志社大学難民支援プロジェクトRe-ING
■共催:一般社団法人日本ビルマ救援センター、NPO法人メータオ・クリニック支援の会

■お問い合わせはbrcj@syd.odn.ne.jpまでお願いいたします。

2024年10月10日木曜日

第52回【Save Myanmar Campaign】支援報告、活動報告、参加イベント案内

支援報告、活動報告、参加イベント案内
9月に東南アジア各地を襲った台風11号(ヤギ)はビルマにも甚大な被害を及ぼしました。
日本ビルマ救援センター(BRCJ)ではみなさまから頂いた支援金と街頭募金を送金し、カウンターパートを通じて支援活動を進めています。

タイ、メーホンソンに事務所を構えるPao National Development Organization(PNDO)からは毎回商品購入の領収書と報告書が届いております。
>>最新の報告書を一部こちらでご紹介しています。

BRCJで支えられる支援はビルマ全体の被害からみると、ほんのわずかですが、確実に被災地、支援地に届いています。
引き続き、募金活動やイベントでビルマの現状を訴えていきます。みなさまのご支援に感謝申し上げます。


11月中旬にメータオクリニックのシンシア マウン院長が来日されます。
関西ではBRCJと大阪大学の共催で大阪の講演会を行います。(11月13日(水)18時~大阪大学中之島センター)東京ではメータオ・クリニック支援の会(JAM)が講演会を開催されます。

また京都では、同志社大学難民支援プロジェクトRe-INGのみなさんとBRCJ共催で同志社大学にて14日実施予定です。
詳細につきましては改めてお知らせさせて頂きます。


他団体のイベントに参加します。
「まちライブラリブックフェスタ・ジャパン2024」
~植本祭@エアトラック〜本でつながる、人でつながる300m!~
ビルマに関する本とBRCJの活動を紹介します(小雨決行、雨天中止)
■日時:10月5日(土)11:00〜16:00
■会場:もりのみやキューズモールBASE 3Fエアトラック https://qs-mall.jp/morinomiya/access/


2024東南反核フェスティバル
BRCJ活動展示、WFW織物販売
■日時:10月13日(日)10:00~15:00
■会場:長居公園 ⼤阪府⼤阪市東住吉区⻑居公園1-1 https://nagaipark.com/access/


「インターナショナルデー2024」外国人が暮らしやすい社会をめざして!
BRCJ国内避難民支援バザー
■日時:10月20日(日)12:30~16:00
■会場:カトリック玉造教会(大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂)駐車場 大阪市中央区玉造2-24-22
    https://tamatsukuri.ostk.catholic.jp/directions


2024年9月30日までの 支援報告
2024年9月2日~6日(国境訪問)【合計 45,028THB】
国内避難民食糧支援 12,089THB
移民学校日本食調理材料費(300食) 1,822THB
SAW Wash Projectトイレ1基支援 20,000THB
現地NGO訪問謝金(5件) 5,000THB
お菓子、文房具の差し入れ 6,117THB

2024年9月1日~9月30日【合計 735,343円(169,508THB)】
9月11日 カヤー州IDP洪水被災者支援(PNDO) 199,835円(46,846THB)
9月17日 シャン州南部洪水被災地支援(PNDO) 150,000円(35,069THB)
     カヤー州Demoso 洪水被災地支援(UEYA) 50,000円(11,650THB)
9月23日 カヤー州Demoso洪水被災地支援 (PNDO)  219,835円(49,843THB)
9月24日 女性の自立支援(WFW) 115,673円(26,100THB)


>>前月までの支援報告は【寄付金の使いみち】をご覧ください。

ご送金いただきましたみなさま (2024年9月1日~2024年9月30日)
同志社大学Re-INGさま、野村民夫さま、守屋友江さま、上原幸盛さま、中川しのぶさま、竹垣仁繁さま、山本博之さま、ナカツカサミツヒトさま、ミャンマー語オンラインセミナークールアジアさま、トリサンさま、オニヅカマドカさま、タナカユタカさま、ヤマモトトモコさま、アリイスズエさま、石堀健次さま、タウチノブオさま、中村隆幸さま、山口兼男さま、佐藤恭さま、小林知加子さま、堀道雄さま、チャリティカフェ対馬さま、ミヤザワサヤカさま、木口由香さま、安田耕一郎さま、杉本牧子さま、タカハシヒトシさま、松本さえさま、テラムラシンイチさま、ニシダタダフミさま、ハシモトナルトシさま、長橋淳美さま、アンダチミチヨさま、岩坂ニ規さま、高橋仁さま、タケさんさま、マツナガタカユキさま、中嶋秀昭さま、タマダオサムさま、他、匿名ご希望のみなさま
複数回ご寄付を頂いている方もございます。支援活動を助けて頂き、心より感謝申し上げます。


新たに賛助会員にお申し込みいただいたみなさま
寺村眞一さま、髙橋仁さま、長橋淳美さま、杉本牧子さま、近藤秀二さま、西尾浩美さま


継続賛助会員、継続賛助団体のみなさま
今井晶子さま、匿名希望さま3名


日本ビルマ救援センターの活動を支えてくださる賛助会員を募集しています。
日本ビルマ救援センターは非営利徹底型の一般社団法人です。
みなさまから頂いたご寄付は100%支援金とさせていただいています。
活動費用(国際送金費用等)は賛助会員さまからいただいた会費で運営しています。

◆継続賛助会員さまへ
更新月にBRCJからメールを差し上げます。
前年度お申し込みいただいた賛助会員申込のGoogle フォームに変更がありましたら、変更点をお書きいただきこちらにご返信ください。
変更がなければ、賛助会費のお振り込みで継続とさせていただきます。賛助会費は1年間1口6,000円です。


賛助会員には下記の特典がございます。
  • メールで活動報告をお知らせいたします。
  • タイ・ビルマ国境訪問にご参加していただけます。
  • 年1回、小さなプレゼントを贈らせていただきます。
年会費:個人 1口6,000円/1年 団体・法人 1口10,000円/1年

>>詳しくは賛助会員についてのページをご覧ください。

街頭募金について
日々、犠牲者、国内避難民の増え続けるビルマ(ミャンマー)において、【Save Myanmar Campaign】への支援活動を助けるためにミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク、ヴェリタス城星学園高等学校有志日本人、在関西ビルマ人の有志による街頭募金を実施しています。

【大阪】大阪市中央区 JR森ノ宮駅北口から1分
JR環状線森ノ宮駅より徒歩1分 Osakaメトロ 森ノ宮駅0分、7B出口すぐ
・2024年10月27日(日)13時〜16時
・2024年11月10日(日)13時〜16時

【京都】京都市下京区 四条河原町交差点付近 ディズニー・ストア前
他団体と募金活動が重なるときは交差点の他の場所に変更する場合があります
阪急京都河原町駅より徒歩0分 京阪祇園四条駅より徒歩3分 京都市営地下鉄烏丸線四条駅より徒歩5分
・2024年10月6日(日)13時〜16時
・2024年11月24日(日)13時〜16時

2024年9月29日までの募金活動報告
9月 7日 「夜明けへの道」上映会 31,000円でした。
9月14日 Global Café ミャンマー編 37,571円でした。
9月15日 第78回大阪の募金額 18,230円でした。
9月21日 シサマルシェ 29,675円でした。
9月23日 2024BRCJ国境訪問報告会 50,404円でした。
9月29日 第79回京都の募金額 32,217円でした。
>>前月までの募金額は【募金活動について】をご覧ください。

募金箱の設置の紹介
サケトメシさま(大阪市九条 居酒屋ミャンマー料理店)
https://www.facebook.com/saketomeshi/?locale=ja_JP

(一社)富田林市人権協議会さま(大阪府富田林市若松町1-7-1 富田林市多文化共生・人権プラザ内)
https://wakaichi.wixsite.com/tondabayashijinken

ゲストハウスたむらさま(奈良県奈良市高畑町1107-2)
https://www.guesttamura.jp/


BRCJの支援活動へのご協力をお願いいたします。
銀行振込、オンライン決済に加えて、ゆうちょ銀行でも寄付いただけるようになりました。

>>詳しくは【支援のお願い】をご覧ください。

Pao National Development Organization(PNDO)より支援活動の報告が届きました。

Pao National Development Organization(PNDO)より支援活動の報告が届きました。
9月に東南アジア各地を襲った台風11号(ヤギ)はビルマにも甚大な被害を及ぼしました。
日本ビルマ救援センター(BRCJ)ではみなさまから頂いた支援金と街頭募金を送金し、カウンターパートを通じて支援活動を進めています。

タイ、メーホンソンに事務所を構えるPao National Development Organization(PNDO)からは毎回商品購入の領収書と報告書が届いております。
最新の報告書を一部ご紹介いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーー
私たちはカヤー国内避難民を代表して、BRCJの寛大な寄付に感謝の意を表したいと思います。 この寄付が、食糧問題で多くの困難に直面しているカヤー州の国内避難民を支援し、食糧問題の解決に多大な支援を提供できれば幸いです。

9月23日、BRCJより「洪水被害を受けた国内避難民への食糧プロジェクト」として49,843.30バーツ(7,270,000チャット)を受け取り、その全額を米、塩、食料品の購入に充てました。
食糧問題に直面している避難民に米40袋、塩4袋、食用油3箱を、「Myitta Yaung Chi キャンプ」の72世帯とPehkon郡区Mobye東部、カヤー州Demoso郡区「PaLaPha Field」の24世帯の計96世帯に提供しました。

降り続く大雨と氾濫したMobye貯水池ダムからの放水により、Beeluu Creek(chaung)の水位が上昇して9月15日から今日に至るまでMobyeの町と国内避難民キャンプが浸水しました。
そのために住民と国内避難民は安全な場所へ移動しました。
さらに、Mobyeの西側では、低地に建てられた地元民家や国内避難民キャンプの一部が、山の水とともに放水口から流れ出る水によって浸水しました。
水位が上昇し続け、Mobyeの町を含む多くの国内避難民キャンプや農場が浸水しているため、国内避難民は困難に直面しています。

同様に、私たちが食糧を提供してきたPekhon西部の国内避難民キャンプとMobye地域の国内避難民キャンプも洪水に見舞われ、再び安全な場所に避難しなければなりませんでした。
今も洪水に直面している国内避難民は、緊急時の食料、衣類、住居などの人道支援を必要としています。

私たちは彼らをより効果的に支援するために、さまざまな資金源から資金を集めています。
つきましては、引き続き食料支援を通じた貢献をお願いいたします。
シャン州南部、シャン・カヤー国境地域のPekhon郡区で3年以上にわたり多くの困難に直面している人々へのBRCJの寄付と配布に感謝いたします。 PNDO代表 クンセイントゥン


BRCJで支えられる支援はビルマ全体の被害からみると、ほんのわずかですが、確実に被災地、支援地に届いています。
引き続き、募金活動やイベントでビルマの現状を訴えていきます。みなさまのご支援に感謝申し上げます。