2011年4月22日金曜日

「2011年春 タイ・ビルマ国境訪問報告会」

「2011年春 タイ・ビルマ国境訪問報告会」
3月25日から4月4日まで実施いたしましたタイ・ビルマ国境訪問の報告会を下記の日程で行います。
フォトジャーナリストの宇田有三さんも今回の訪問に同行されました。
イトゥタIDP難民キャンプや国境の現状を報告いたします。
なお、今回の訪問の一部は大竹財団より助成金をいただきました。

日時:2011年5月1日(日)午後4時~6時
場所:大阪YWCA(梅田) チャペル
http://osaka.ywca.or.jp/access/umeda.html
〒530-0026 大阪市北区神山町11-12
TEL.06-6361-0838 FAX.06-6361-2997

アクセス
・阪急梅田駅から東へ徒歩約10分
・阪神梅田駅から東へ徒歩約10分
・JR大阪駅から東へ徒歩約12分
・地下鉄堺筋線扇町駅から西へ徒歩約5分
・地下鉄谷町線中崎町駅から南へ徒歩約5分
・JR環状線天満駅駅から西へ徒歩約7分

内容:メーラ難民キャンプ、ウンピャンマイ難民キャンプ、イトゥタIDP難民キャンプ、移民労働者の子どもたちの学校、関連NGO訪問の報告

2011年4月5日火曜日

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.6

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.6
【4月1日(金)】
翌朝、寒さで目が覚めました。
第6ブロックへ急斜面を上ると、水汲みに降りてきた姉妹に出会いました。
背中に水汲みの容器のはいった籠をしょって、軽やかに山を降りていきました。

短い訪問でしたが国内避難民の生活を見せていただきました。
今まで足を踏み入れることができなかったその場所は、やはり一番支援が必要な場所でした。
雄大なサロウィーン川を前に、私たちのできる支援をここに届けようと思いました。

タイ側に戻り、夕方にはチェンマイに着きました。

WEAVEのショップで、カレンの製品をバザーのために仕入れました。



【4月2日(土)】
チェンマイ在住のNGOメンバーと情報を交換しました。


【4月3日(日)】
ツアー最終日。深夜便までの時間を自由に過ごしました。


2011年春の国境訪問は、初めてのIDPキャンプ訪問がありました。
今後のBRCJの活動にも影響する有意義な訪問となりました。
たくさんの宿題を持ち帰り、それらをこれからの活動につなげていきます。


2011年春タイ・ビルマ国境訪問報告会を実施いたします。
日程などの詳細は改めてお知らせいたします。

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.5

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.5
【3月31日(木)】
メーソットからメーサリアンまで移動しました。
日差しが心地よい、良い天気になりました。


【3月31日(木)】
メーサリアンから車で約2時間、国境の町、メーサムレップへ。
ここでボートに乗り換えて約1時間半。国内避難民のキャンプ、イトゥタキャンプに着きました。
初めての国内避難民キャンプ訪問です。
ここにはほかのキャンプにあるような、国際NGOの事務所はいっさいありません。
メーラキャンプのような、商店のにぎわいもありません。
洪水で流される前のメコンカーキャンプの地形に似ていました。
川に沿って、その両側に家屋が並んでいました。
約670家族、4500人の人々が暮らします。
TBBCからお米の援助はありますが、そのほかの支援は届きにくいです。
子どもたちの服装である程度、豊かさ、貧しさが判断できると思います。
ここの子どもたちは、タイ国内の難民キャンプの子どもたちよりずっと貧しいです。


そして、よく働いています。配給の米運び、水運び、妹や弟の世話、たくましさを見せてもらいました。

夜、新しく到着した難民の2家族から話を聞くことができました。
懐中電灯を手に、ゲストハウスに来てくださいました。
彼らの生々しい体験から、ビルマ軍政への怒りがこみ上げてきました。
電気のない真っ黒な暗闇で見上げた星は、とても大きく美しかったです。

2011年4月4日月曜日

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.4

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.4
【3月29日(火)】
メーソットから車で2時間のウンピャンマイキャンプに行きました。
天候はやはり、いつもの3月とかなり違います。
雨季でもこんなに寒くありません。
雨が降って、霧も出て、先5メートルほどの視界です。
いつもはきれいに見える山の上からの見晴らしも、全く見えません。
KWOの事務所では、温かいお茶と毛布を出していただきました。
夏休みになった子どもたちは、ポーカレン語、スゴーカレン語の識字教室に通っていました。
悪天候のために、山頂のお寺にもシンシア先生の寄宿舎にも行けなかったので、早々にメーソットに引き上げてきました。
メーソットではHelp without FrontierというイタリアのNGOの縫製工場に行きました。
今回同行していただいた皆さんが、縫製指導ができる方々でしたので、工場を見せていただき制服の型紙などにアドバイスをいただきました。
マウンマウンティンから今描いている絵を見せてもらいました。
日本でまた展覧会をして、皆さんに見ていただきたいです。

2011年4月3日日曜日

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.3

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.3
【3月28日(月)】
シャンティ国際ボランティア会(SVA)のメーソット事務所で「キャンプパス」をいただきメーラキャンプへ出発。車で1時間10分で到着しました。
いつもの訪問コースとは異なり、新しい発見もありました。
KWOの織物と縫製のプロジェクトを見せていただく予定が、糸がなくどちらも行われていませんでした。 以前BRCJがサポートしていた孤児院を訪問。
子どもたちの大きくなった姿を見せてもらいました。




メーソットに戻り、支援先のニューブラッドスクールへ。
生徒の数がまた、また増えて300人に。
そのためトイレや教室の増築をしていました。
資金が足らないために屋根だけの教室です。
日本から持ってきた楽器をプレゼントしました。


SVAの小野さん夫妻が孤児院、Hope of Heavenへ連れて行ってくださいました。
一番小さい女の子はメーソット病院のトイレに捨てられていたそうです。
メータオクリニックを介してこの孤児院へ来た女の子は今では、笑顔で、よちよち歩いて、この施設の人気者でした。

2011年4月2日土曜日

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.2

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.2
【3月27日(日)】
3月というのに肌寒く、曇っていて、時折雨が降りました。

メーソット、ゴミ捨て場
昨年8月にあった家族に写真を届けました。
働く人々、子どものたくましさにいつも、励まされます。
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KWO(カレン女性組織)
事務所に織物を見せてもらいに行きました。
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ボーダーライン
フェアートレードショップ。各少数民族のグループからの製品を販売しています。
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AAPP(政治囚支援組織)
代表のボーチーさんにもお会いできました。
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SAW (Social Action of Women)
孤児や障害を持った子どもたち52人の世話をするグループ。
日本から持ってきたおもちゃを届けました。

2011年4月1日金曜日

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.1

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.1
BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問
2011年3月25日】
22時関西空港集合
【2011年3月26日】
TG673 00:30関西ー05:00バンコク
07:30バンコクー13:30メーソット

2010年7月より閉鎖されているメーソット、ミャワディー国境はタイ入管のあたりに多くの人がいた。 労働許可書の更新をバンコクから来た職員が行っていた。

15バーツ(約45円)払えばタイヤチューブの渡し船があって、こちらは大繁盛していた。

モエイ川の中州に住むビルマ人の家屋

メータオクリニックでシンシア先生とお話をする。昨年11月の避難民支援について報告を受ける。

メータオクリニックのメディック養成学校の新しい建物で。

こどもたち。