2022年1月1日土曜日
第17回 【One-To-One Save Myanmar campaign】と レイケイコー、カヤー州IDP支援報告、街頭募金活動のお知らせ
第17回 【One-To-One Save Myanmar campaign】と レイケイコー、カヤー州IDP支援報告、街頭募金活動のお知らせ
2021年12月14日、ミャンマー軍事独裁政権の元にある軍が、カレン州ミャワディ郡の町「レイケイコー」を襲撃しました。2月1日のクーデター後にレイケイコーに逃れていた2020年の総選挙で選ばれた国会議員2名の他、市民不服従運動(CDM)参加者、NGOスタッフら32名を拘束しました。
翌15日、レイケイコーの町に戦闘が発生し、ほぼ全域の人びとがタイ側および、ミャワディ郡内のジャングルに避難しています。
国内避難民6千人、タイ側へ逃れた難民は4千人といわれています。
NUG保健省からの依頼でレイケイコー緊急支援として避難民の衛生用品を支援するために60万円を送金いたしました。
NUG保健省からのレイケイコー支援に対するお礼状を頂いております。内容はリンク先でご覧いただけます。
また、カヤー州では、クーデターに反発する市民、人民防衛隊と国軍との間で戦闘が続いています。
国軍が24日に複数の車両やバイクを燃やし、戦闘とは無関係の女性や幼い子どもも含む35名の遺体が見つかっています。
現地で支援活動を続けているパオ国民発展組織(PNDO)よりその日のうちに「カヤー州国内避難民への暖かい衣服と毛布支援」の支援依頼が届きました。
避難民のみなさまは厳しい寒さに苦しんでいます。こちらへもISMSPを通じて30万円の送金を完了しました。
今年は2月1日のクーデター以降、国軍による攻撃と多くの犠牲者、現地からの情報に心を痛めてきました。
日本からできることをやっていこうと日本ビルマ救援センターでは他団体と連携し、コロナ禍の中ここまで走り続けてきました。
2022年が良き年となり、一日も早くビルマの人びとに平和と安全な生活が訪れるように祈念しています。
皆さまには、来年も日本ビルマ救援センターの支援活動へのご理解とご協力をお願いいたします。
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日本ビルマ救援センター(BRCJ)に11月27日から12月28日までに34名のみなさま(5名様匿名希望)と3団体さまから940,813円、 One-To-One Save Myanmar campaign へ支援金をお寄せいただきました。毎月継続してお振り込みいただきました皆さまには心よりお礼申し上げます。
また、これまでの15回の街頭募金では1,449,074円のご寄付を頂戴し、現在までに 【One-To-One Save Myanmar campaign】に 合計16,043,188円ご支援いただきました。
ご協力をいただきました全ての方がたにお礼を申し上げます。
支援報告 総額 15,570,000 円
3月6日/30,000円、3月22日/160,000円、3月24日/80,000円、3月31日/400,000円、4月1日/400,000円、4月2日/400,000円、4月3日/400,000円、4月7日 /400,000円、4月8日 /400,000円、4月15日/ 400,000円、4月15日/ 400,000円、4月19日/ 400,000円、4月19日/ 400,000円、4月28日 /400,000円、4月28日 /400,000円、4月28日/ 200,000円、5月6日/ 400,000円、5月6日 /400,000円、5月6日/ 600,000円 (医療支援①)、5月10日/ 400,000円、5月10日 /400,000円、5月17日 /400,000円、5月17日/ 600,000円( 医療支援②)、6月4日 /400,000円、6月21日 /800,000円(医療支援③)、7月2日 /500,000円、7月15日/ 400,000円、8月6日/ 500,000円(医療支援④)、8月18日/ 500,000円(CDM10万円 医療支援⑤40万円)、9月6日/ 600,000円(CDM 20万円 医療支援⑥40万円)、 9月26日/500,000円(医療支援⑦)、10月9日/ 400,000円(NUG保健省)、10月25日/ 600,000円(NUG保健省医療支援⑧)、11月5日/500,000円(チン州タンタラン支援)、11月24日/500,000円(NUG保健省医療支援⑨)、12月20日/ 600,000 (レイケイコー医療衛生用品支援) 、12月27日/ 300,000 (カヤー州IDP暖かい衣服と毛布支援)
- 【One-To-One Save Myanmar campaign】へ CDM1000人分の送金が終わっています。
(愛恵福祉支援財団ご支援の69名さまにもOne to One Save Myanmar Campaignを通じてお届けしました。 2回目の支援もご提供頂いております) - 「The International Society of Myanmar Scholars and Professionals」より支援者リストを頂戴しています。
- Kachin Relief Fundを通して9名のCDM参加者に3か月分(20万円)をお届けいたしました。
- 緊急医療支援として60万円を統一政府(NUG)保健省にとどけました。お礼状を頂戴しています。
- 第2回目の緊急医療支援では、チン州ミンダッやカチン州ライザ、カヤー州、モン州、カレン州の少数民族地域へ 60万円分の医療品をお届けしました。
- 第3回目の医療支援50万円はNUG保健省を通じて、移動手術用建物設置費用として使われました。
- 第6回目の医療支援では、国内避難民キャンプ15カ所に医療用のバックパックを30個をお届けできました。
- 第7回目の医療支援では最前線で働く医療従事者のためにコロナワクチン接種支援を行いました。
- 10月9日NUG保健省への支援はインターネットが遮断され連絡が取れなくなった僻地への連絡手段として衛星電話を支援しました。
- 第8回目の医療支援はコロナ感染対策と医療従事者のワクチン接種支援を行いました。
- チン州タンタランへ緊急支援物資をお届けしました。
- 第9回目の医療支援は少数民族地域で医療活動を行うCDM医療従事者のためにワクチン接種支援を行いました。
ご送金いただきましたみなさま (11月27日~12月28日)
オカダヒロアキ様、株式会社ラムラ様(11月分12月分)、 財)愛恵福祉支援財団様、ヤマモリナルヒコ様、リトルヴィンテージ様、八木崇様、ヤザワウタ様、マツナガタカユキ様、アンダチミチヨ様、緊急医療支援様、タナカユタカ様、ニシオカムネノリ様、WITCH CRAFT MARKET (クラフトビール)様、安田耕一郎様、川北聖美様、菱田博之様、菱田愛様、ゴトウスズコ様、タカハシミホ様、竹内信義様、富永芳郎様、医療法人真生会富山病院様、4名様匿名ご希望
イベント募金箱設置
12月5日河内長野「世界の文化ごった煮」、12月12日堺「さかい歌絵巻」
募金箱の設置と支援企画収益金ご寄付の紹介
株式会社ラムラ様には常時各店舗に募金箱を置いていただいています。
(5月から12月まで総額176,024円ご寄付を頂きました。)
医療法人真生会富山病院の外来病棟にも募金箱を置いていただいています。
サケトメシ様(大阪市九条 居酒屋ミャンマー料理店)にも募金箱を置いていただいています。
熊本県のWITCH CRAFT MARKET 様は「三本指」のクラフトビールを、リトルヴィンテージ様は「三本指」のTシャツを販売され、その収益金をご寄付頂きました。
支援の取り組みが紹介された特集された熊本のニュース番組をこちらでご覧いただけます。
(Facebookへ移動します。)
https://www.facebook.com/kei.shiro.37/videos/1156513671512633
今回ご寄付頂いた金額は全額、BRCJ(日本ビルマ救援センター)を通じて 【One-To-One Save Myanmar campaign】 に送金されます。
【One-To-One Save Myanmar campaign】へ
当キャンペーンは、多くのビルマ(ミャンマー)の市民に支援が届けられるように、CDM支援の枠を広げ医療支援、食糧支援など緊急に必要とされる人びとに、必要なものを届けていきます。
「The International Society of Myanmar Scholars and Professionals」はCRPHの承認を得ています。
皆さまのご理解とご協力に感謝いたします。
日本ビルマ救援センター事務局
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◉街頭募金について
日々、犠牲者の増え続けるビルマ(ミャンマー)において、【One-To-One Save Myanmar campaign】への寄付を目指し、ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク、城星学園中学高等学校有志、日本人、在関西ビルマ人の有志による街頭募金を実施しています。
■日時:1月16日(日)13時〜16時
■場所:京都市下京区 四条河原町交差点付近 ディズニー・ストア前
■アクセス:阪急京都河原町駅より徒歩0分 京阪祇園四条駅より徒歩3分 京都市営地下鉄烏丸線四条駅より徒歩5分
■日時:1月30日(日)13時〜16時
■場所:大阪市都島区 京阪モール京橋店前広場
■アクセス:JR環状線、片町線、学研都市線京橋駅より徒歩0分 京阪京橋駅より徒歩0分 Osaka Metro京橋駅1分
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当キャンペーンは、 「The International Society of Myanmar Scholars and Professionals」を通じてビルマ(ミャンマー)の支援を必要とされる皆さまに市民のみなさまに必要なものを届けていきます。少額からのご寄付を受け付けています。
また、下記銀行口座への直接のお振り込みも受け付けています。
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りそな銀行 金剛支店 (普通) 6553928
口座名 日本ビルマ救援センター
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※振り込みの場合、下記アドレスまでお名前とご住所をお知らせください。
「CDM支援」「緊急医療支援」などの使途についてのご希望をお知らせください。
また、BRCJではこのほか「タイ国境の難民キャンプ支援」「ピエリアンアウン選手支援」も行っています。
ご希望の方には領収書をお送りいたします。
▶︎brcjapan@gmail.com
◉ 「ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク」 について
「ミャンマー(ビルマ)の民主化を支援する関西学生ネットワーク」は、現在同志社および立命館大学の学生有志により構成されています。
2月1日以降の国軍・警察によるミャンマー(ビルマ)市民への極めて深刻な人権侵害に強く抗議し、ミャンマー(ビルマ)市民との連帯を目指します。
お問い合わせはこちらまで▶︎snkdm-b@outlook.jp
<賛同団体>
日本ビルマ救援センター
同志社難民支援プロジェクトRe-ING
国軍によるレイケイコーへの攻撃に対しての声明文を[国民の皆様からのご意見」に投稿しました。
国軍によるレイケイコーへの攻撃に対しての声明文を[国民の皆様からのご意見」に投稿しました。
国軍によるレイケイコーへの攻撃に対して声明文を日本政府の首相官邸ご意見募集と外務省の[国民の皆様からのご意見」に投稿いたしました。以下、投稿の内容をご報告いたします。
「レイケイコー」におけるミャンマー軍の攻撃に関して、迅速かつ具体的な調査と避難民への人道支援を日本政府に求める要望書
2021年12月14日、ミャンマー軍事独裁政権の元にある軍が、ミャンマー東部カレン州ミャワディ郡の町「レイケイコー」を襲撃しました。2月1日のクーデター後にレイケイコーに逃れていた2020年の総選挙で選ばれた国会議員2名の他、市民不服従運動(CDM)参加者、NGOスタッフら32名を拘束しました。翌15日、レイケイコーの町に戦闘が発生し、ほぼ全域の人びとがタイ側および、ミャワディ郡内のジャングルに避難しています。避難民は厳しい寒さに苦しんでいます。
レイケイコーは2015年、KNU(カレン民族同盟)とカレン州政府の平和の構築の取り組みを記念して、日本政府が日本財団を通して支援し、建設した町です。レイケイコーの治安はKNUが所管していました。この町は地元の人びとからも平和の象徴とみなされてきました。しかしながら、今回ミャンマー軍が襲撃し、人びとを拘束し、発砲しました。その結果、当初の平和という目的は破壊され、タイ側に3000人以上の人びとが逃れています。
現在、この地域は破壊され、不安定で避難民は大きな苦しみを味わっています。これがミャンマーの現状であり、私たち民主化を支援する団体は平和と民主化にとって大きな障害になると懸念しています。平和に象徴に関する約束を裏切ったミャンマー国軍の行為を許しがたく、強く非難します。
私ども、日本ビルマ救援センターは1988年よりビルマの民主化を支援する立場で、少数民族自助組織や在日ミャンマー人民主化団体と連帯し、活動を続けていきました。レイケイコーにも何度も足を運び、現地の状況を把握しています。
レイケイコーの設立は、日本政府と日本の人びとが、ミャンマーの平和に尽力していることの証明であると信じています。したがって、レイケイコーの事件に関して、日本政府が詳細に調査し、ミャンマー国民の意見、希望に添って平和と民主化のために、迅速かつ具体的な人道支援を提供してくださることを望んでいます。
2021年12月24日
日本ビルマ救援センター
代表 中尾 恵子
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