「ビルマ人権の日」を記念して 大阪アクション
2012年3月11日 市民活動プラザおおさか西館、13:30~16:30頃
2012年3月11日 市民活動プラザおおさか西館、13:30~16:30頃
ビルマ情報ネットワーク 箱田徹様より「ビルマ人権の日」記念 大阪アクションの報告書をいただきました。
2012年3月11日に日本ビルマ救援センターとビルマ情報ネットワークの主催で「『ビルマ人権の日』を記念して 大阪アクション」を行いました。以下、その報告です。
当日は京阪神にお住まいの皆さんに加えて、名古屋と東京の在日ビルマ人コミュニティからも参加いただき、約50人で集まりを持ちました。当日のスピーカーと演題は以下の通りです(敬称略)。
1.はじめに 中尾恵子(日本ビルマ救援センター)
2.ビルマの現状 宇田有三(フォトジャーナリスト)
3.憲法と人権 Aung Myat Win(「平和の翼」ジャーナル)
4.ODAと人権 Hla Han(NLD-LA 日本支部) * NLD-LA=国民民主連盟・解放地域
5.NLDの国内活動と国外活動 Thaung Myint Oo(NLD-LA 日本支部)
6.ミャンマー国民と人権 Aung Aye Win(LDB) *LDB=ビルマ民主化同盟
7.私が理解している人権 Tun Aung Win(LDB)
8.少数民族と人権 Moe Zet Thein(LDB)
9.ミャンマーの自由と平和 Thu Thu Nandar
10.最後に 箱田徹(ビルマ情報ネットワーク)
ビルマの状況が今日大きく動くなかで多くの事柄が新たな側面を見せています。全員の発表がビルマの抱える問題と国際社会の問題をそれぞれ意識するものであり、またその内容も多岐にわたるものでした。人権や民主主義は「理解」するものではなく「つくる」ものである点を踏まえた上で、形式的な「民政移管」を一人一人の政治・社会参加が保障される形へと中身を変えていく努力が必要であることを確認しました。
(文責:箱田徹)------