2010年6月2日水曜日

ビルマVJ

ビルマVJ
『ビルマVJ 消された革命』トークショー~『「ビルマVJ」徹底解剖』
日時:2010年6月5日 14:40からの上映終了後
場所:第七藝術劇場(大阪・十三)大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F
TEL:06-6302-2073
FAX:06-6302-8820
http://www.nanagei.com
出演:
宇田有三さん(フォトジャーナリスト)
箱田徹さん(ビルマ情報ネットワーク、立命館大学ポストドクトラル・フェロー)
入場:14:40の回本作品ご鑑賞者対象

6月5日(土)『ビルマVJ 消された革命』公開初日、14:40の回上映後に、宇田有三さん(フォトジャーナリスト)と箱田徹さん(ビルマ情報ネットワーク)によるトークショーを行います。
ビルマ情報ネットワークは、2001年の設立以来、ビルマ(ミャンマー)に関する日本語情報の充実と、情報提供・調査・提言を行っています。

映画『ビルマVJ』の舞台である2007年の民主化蜂起の際には、ビルマ国内から発信された情報を、日本国内に正確かつ迅速に伝える役目を果たしました。
新刊『ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録――軍事政権下の非暴力抵抗』 (守屋友江=編訳、明石書店、2010)にも翻訳協力しています。

宇田有三さんは過去18年に渡ってビルマを取材し、今年初めに『閉ざされた国ビルマ―カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく』(高文研)を出版されました。
宇田さんは、ビルマ国境地帯とビルマ国内を共に長期的に取材した経験を持つ、世界的にも数少ないフォト・ジャーナリストの一人です。

箱田徹さんは1997年の大学在学中にタイ・ビルマ国境を訪れて以来、ビルマ問題に継続的に取り組んできました。ビルマ情報ネットワークは設立当初から関わり、秋元由紀と共にディレクターを務めています。また立命館大学グローバルCOE「生存学」のポストドクトラル・フェローとして、社会思想史を研究しています。

今回のトークショーでは、『ビルマVJ』の背景となるビルマの現状を紹介すると共に、映画をご覧になった会場の皆さんも交えて、ジャーナリズムやアクティヴィズムのあり方、それを支える論理や思想など、多方面から『ビルマVJ』を解剖します。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

■関連リンク
・『ビルマVJ』公式サイト http://www.burmavj.jp/
・第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/
・宇田有三さんのサイト http://www.uzo.net/
・宇田有三『閉ざされた国ビルマ』(高文研、2010年)http://www.koubunken.co.jp/0450/0434.html
・守屋友江(編訳)『ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録――軍事政権下の非暴力抵抗』
 (明石書店、2010年)http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7503-3146-1.html
・ビルマ情報ネットワーク http://www.burmainfo.org

「2010世界難民の日」関西集会

「2010世界難民の日」関西集会
関西集会 難民にもやさしい国に人間としての共感にもとずく「公正な難民制度」を私たちは求めています
ーBRCJは、マウンマウンティンの絵画展とブース出店を行いますー

日時:2010年6月20日(日) 12:00~16:30
場所:大阪市住まい情報センター 大阪市北区天神橋6丁目4-20
TEL:06-6242-1160
地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車3号出口より連絡
JR環状線「天満」駅から北へ約650m)
資料代:1,000円(ワンドリンク付き)

●基調講演 「新しい難民制度への挑戦 -韓国の事例」   韓国国会議員ファン・ウヨ氏(韓国「難民等の地位と処遇に関する法律案」代表提出者)【ファン・ウヨ氏の紹介】ソウル地方裁判所・高等裁判所の裁判官を経て、韓国国会議員。人権、教育、青少年、伝統文化など幅広い分野で活躍され、日韓交流にも尽力。韓国国会人権フォーラム代表など。ソウル大学法学博士。

●パネルディスカッション 「新しい難民制度への挑戦」
韓国:ファン・ウヨ議員(同上)/キム・ジョンチョル弁護士(ソウル地方弁護士会難民人権幹事)
日本:辻 恵 衆議院議員/中村 彰 氏(アムネスティ日本・大阪難民チーム)

難民申請者や支援団体のリレートークも予定 写真展やブースなどの企画も予定 集会の最後には「交流会」を予定

■難民鎖国日本■
昨年の日本での難民申請者数は1388人ですが、難民として認められたのはわずか30人。難民条約を批准して29年が経ちますが、難民をめぐる状況は最近悪化しています。昨年末には「入国管理センター」に300人以上が収容されていることが分かりました。中には1年以上の長期収容されている難民もおり、難民認定されないだけではなく、不認定のまま裁判で争う機会を奪われた状態で送還される事態もありました。昨年、民主党を中心とする政権が発足し、難民問題に関心のある議員が誕生しましたが、難民申請者を救える庇護制度になっていないことの成果が難民認定30人に表れています。

■韓国で新たな「難民保護法案」!■
隣国韓国では、近年、人権政策で目覚ましい前進が見られました。2001年には国内の人権侵害を調査・勧告を行う国家人権委員会が設立され、2008年初めにはえん罪を防止するための刑事事件の取り調べを全面録音・録画する制度が法制化されました。そして昨年には、アジアのみならず世界でも最も野心的な難民保護法案が議員立法として議会に提案されています。独裁政治を終わらせ、民主化を進めてきた韓国は、今や人権分野でアジアのトップランナーに躍り出ています。韓国の挑戦は私たちに素晴らしいヒントと勇気を与えてくれるはずです。

■日本の制度を変えよう■
1000人を超える難民がこの国で行き場を失っています。自国で迫害された人々が庇護を求めた日本で再び迫害されるかのような、この状況を一日も早く終わらせましょう。人種、宗教、政治的意見の違いなどによって難民となった人たちが、日本で人道に基づいて保護される本当の難民となるための「法案」をみんなの手で創り上げましょう。

月例ビルマ問題学習会

月例ビルマ問題学習会「ビルマ市民フォーラム例会のビデオ上映」
5月29日東京・文京シビックセンターで行われました
「どうなる!?2010年ビルマ総選挙 ~在日ビルマ人民主化活動家からの声」のビデオを上映いたします。
ビルマ市民フォーラムからご協力いただき、先般行われました例会のビデオを上映させていただきます。
関西地区で初の試みです。是非ご参加ください。

ビルマ軍事政権(SPDC)は2008年に一方的に制定した新憲法につづき、今年3月、総選挙に関連する5つの法律を発表しました。しかし、これらの選挙関連法、とりわけ、3月8日に発表された政党登録法は、事実上、国民民主連盟書記長のアウンサンスーチー氏をはじめとした2,100人以上の政治囚を含む民主化勢力・少数民族勢力を完全に排除した内容になっています。軍政からの迫害を逃れ、ここ日本で民主化運動を続ける在日ビルマ人のみなさんも、軍政による一方的な新憲法の制定につづき、このような不当な選挙法のもとで総選挙が強行されようとしている事態に強く抗議しています。そこで、PFB例会では、在日ビルマ人の民主化活動家のみなさんから、ビルマ情勢の解説、軍政が予定している総選挙に対する意見、日本政府や日本のみなさんへのメッセージをお話いただきます。

日時:6月18日(金)19:00〜20:30
会場:大阪ボランティアセンター(大阪社会福祉指導センター) 地下1階ボランティアルーム

地下鉄「谷町6丁目駅」より谷町7丁目交差点を右
地下鉄「谷町9丁目駅」より谷町7丁目交差点を左
*向かいの大阪社会福祉会館ではありません。お間違えのないように。
会場周辺の地図は、次のアドレスからご覧いただけます。
http://www.osakafusyakyo.or.jp/sidoucenter/sidoucenter-access.htm