フォトジャーナリスト・宇田有三講演会
「ロヒンギャ問題」の問題化― 今年8月以降の状況から見えてくるもの
アムネスティ・インターナショナル日本 大阪事務所 関西連絡会よりご案内を頂きました。「ロヒンギャ問題」の問題化― 今年8月以降の状況から見えてくるもの
フォトジャーナリスト・宇田有三講演会
「ロヒンギャ問題」の問題化― 今年8月以降の状況から見えてくるもの
日 時:2017年12月24日(日)13:30~16:00
場 所:大阪市立男女共同参画センター クレオ大阪中央
大阪市天王寺区上汐5-6-25
地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩約3分
参加費:一般1000円 学生無料
定 員:50名(先着順、申し込み不要)
今年8月、ビルマ(ミャンマー)西部ラカイン州では、武装組織による襲撃事件をきっかけに「ロヒンギャ問題」が一段と深刻化し、メディアでも大きくクローズアップされました。
2015年にはアウンサンスーチー氏の「国民民主連盟(NLD)」が総選挙で大勝し、ビルマ(ミャンマー)は本格的な民主体制へ動き始めました。しかし、半世紀続いた軍政下の矛盾が容易に解決するわけではありません。
矛盾の一つに、バングラデシュ国境に位置するラカイン州で続く「ロヒンギャ問題」があります。この「ロヒンギャ問題」を理解するためには、最低限ビルマ(ミャンマー)の歴史や文化、社会構造を考える必要があります(先のアジア・太平洋戦争時の日本とロヒンギャも深い関係がある)。 しかし、最近の日本での報道を見ると、この「ロヒンギャ問題」のニュースは、その最低限を踏まえた内容であるとは言い難いものです。
今回の講演会では、ビルマ(ミャンマー)を長年取材してきたフォトジャーナリスト、宇田有三さんが、メディアの報道ではわかりにくい、この『「ロヒンギャ問題」の問題化』を解説します。
【講演者:宇田有三(うだ・ゆうぞう)さんのプロフィール】
1963年神戸市生まれ。1995年 神戸大学大学院国際協力研究科修了。 東南アジアや中米諸国を中心に、軍事政権下の人びとの暮らし・先住民族・ 貧困などの取材を続ける。 ビルマ(ミャンマー)へは1993年から36回の継続取材を行う。 http://uzo.net/
【著書・写真集】
『観光コースでないミャンマー(ビルマ)』(高文研、2015年) 『Peoples in the Winds of Change ビルマ 変化に生きる人びと』(MCM) 『閉ざされた国 ビルマ』(高文研、2010年)。
【主催・お問い合わせ】
アムネスティ・インターナショナル日本 大阪事務所 関西連絡会
(平日13:00~18:00、土・日・祝日休み)
TEL:06-6227-8991 FAX:06-6227-8992
E-mail:osaka@amnesty.or.jp