2012年6月24日日曜日

世界難民の日'12関西集会のご案内

難民条約加入30年を越えて、人道的な難民保護制度の早急な確立を!
世界難民の日'12関西集会のご案内
【日時】2012年6月30日(土) 12時半~4時半 (12時開場)
【場所】大阪市立住まい情報センター 3Fホール
大阪市北区天神橋6丁目4-20 TEL. 06-6242-1160
地下鉄「天神橋六丁目」駅下車3号出口連絡、JR環状線「天満」駅北徒歩7分
http://www.sumai.city.osaka.jp/contents.php?id=19 【資料代】1000円 / 学生 500円

【内容】
基調講演 「韓国・難民法の成果と課題」
韓国ソウル弁護士会 キム・ジョン・チョル 弁護士
パネルディスカッション  「韓国・難民新法と日本」
韓国ソウル弁護士会  キム・ジョン・チョル 弁護士
UNHCR駐日事務所 法務アソシエイト 金児 真依氏
全国難民弁護団連絡会議  空野佳弘 弁護士

在日難民リレートークなど
難民ブース 写真展 など

主催:2012世界難民の日・関西実行委員会
後援:公益社団法人アムネスティインターナショナル・日本
協力:全国難民弁護団連絡会議
事務局(お問い合わせ):RAFIQ(在日難民との共生ネットワーク)
〒569-0078 大阪府高槻市大手町6-24
MAIL rafiqtonodati@yahoo.co.jp
FAX 072-684-0231

最新情報は http://rafiq.jp/wrd/ で!
英語版  http://rafiq.jp/wrd/index_e.html


開催にあたって

● 世界の難民 1000万人以上
6月20日は2000年の国連総会で決議された「世界難民の日」です。
世界各地の難民に思いをはせ、その人権を確立していこうとする日です。世界には、一党独裁の国や軍部が事実上支配する国、内戦状態が続く国、多数の一般人の虐殺が続く国など、人々の生命、身体、自由への侵害が日常化している国々が今も存在します。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、このような国々で迫害を受ける恐れから国外へ逃れ、海外に保護を求める人たち(難民)は、世界で1,000万人を超えるといわれています。この間、難 民保護に主要な役割を果たしてきた欧米諸国では、現在も年間10万人を超える人々を受入れています。

● 難民保護等に関する国会決議と現実!
昨年は難民条約が国連で採択されてから60周年、日本が条約加入してから30周年に当たり、衆・参両議院で「難民の保護と難民問題の解決策への継続的な取り組みに関する決議」が全会一致で可決されました。この決議では、日本が「世界の難民問題の恒久的な解決と難民保護の質的向上に向けて、アジアそして世界で主導的な役割を担う」ことが謳われています。

日本に保護を求める難民申請者は最近では毎年1,000人を超え、昨年は過去最高の1,867人となりました。しかしこれまでから、難民と認められる人が欧米と比較して極端に少ないことは、周知の事実です。法務省が昨年1 年間に審査した申請者は2,119人ですが、このうち難民認定された人はわずか21人で、これには法務省が裁判で敗訴した事例、異議申立による事例が含まれます。少なくとも難民認定に関する限り、難民条約加入の意味がほとんど見られないのが現実です。

● 隣国・韓国では「難民法」が成立!
2010年の私たちの関西集会では、当時、議員立法で提案されていた韓国の難民法案を取上げ、その背景や先進性を紹介したところです。以来、韓国では、国会での様々な議論を経て、昨年12月29日に、入管法とは切り離された独自の法律として「難民法」が可決されました。まさにアジアでの難民保護の新たな展開に、先鞭をつけたものと評価されるものです。

ひるがえって、「アジアでそして世界で主導的な役割を担う」ことを目指す日本には、どういう展望があるのでしょうか。困難を乗り越えて新制度を実現した韓国の事例を理解し、先の国会決議を実質的に意味のあるものにしていく ことが必要だと考えます。

● 難民への理解と支援を広げ、人道的な難民保護制度を早急に確立しよう 祖国での迫害を逃れ、日本に保護を求める難民の多くは、その状況が理解されず、また生活を維持するために働くことが経済目的と誤解され、難民と認定されることがないまま、日本から出ることも出来ず、この国で行き場を失って います。

難民が望んでいることは、私たちがそうであるように、祖国で家族とともに平和に暮らすことです。難民条約はそれが可能になるまでの間、各国が協力してその人たちを保護するための取り決めです。この条約を活かして、人道支援 の輪を更に大きく広げていきましょう。

みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

2012年4月9日月曜日

「ビルマ人画家マウンマウンティンの世界」展覧会と座談会

「ビルマ人画家マウンマウンティンの世界」展覧会と座談会(東京・横浜・大阪)
戦火に追われ祖国を離れた人々が寄り添い生きる場所があることを知っていますか。
命がこんなにも儚なく、逞しいものであることを知っていますか。
ビルマ人画家  マウンマウンティンの世界
タイ・ビルマ国境の町、 メーソットにあるメータオクリニックの看護師、マウンマウンティンは
この十年間、数々のビルマ難民の日常の姿を描いてきました。ビルマ軍の攻撃から逃れてきた難民、山中やジャングルで避難生活を続ける国内避難民、ビルマ国内から生活困窮のためにやむなく仕事を求めて国境を越えてきた移民労働者、ゴミ山の上に暮らす人々とその子どもたち。彼の描く絵は彼のことばとともに、声なき人々の声を伝えてきました。
これまでに日本、アメリカ、カナダ、イタリア、ベルギー、フランスで彼の絵は展示され、大きな反響を呼びました。

ビルマ(ミャンマー)国内では、ラングーン(ヤンゴン)などの都市部を中心に大きな民主化の動きが見られます。アウンサンスーチーさん率いる国民民主連盟が補正選挙に参加して勝利し、民主化への期待が高まっています。その一方、報道の少ない国境地帯では依然、ビルマ軍による少数民族への攻撃が行われ、多くの人権侵害が人権NGOによって報告されています。

一方、第三国定住措置として日本政府は、 パイロット計画が始まってから3年目の今年もタイ国境の難民キャンプより難民の方々を迎えます。私たちはこれらの難民の方々がどのような経緯で難民となったのか果たしてちゃんと理解しているでしょうか?

マウンマウンティンの作品は報道では伝えられていない多くの人々 の日常を教えてくれます。来日にあたり、マウンマウンティンを囲み、彼の絵をとおしてタイ・ビルマ国境の現状を学ぶ会を開催いたします。

【主催】
日本ビルマ救援センター(BRC-J)http://www.brcj.org/
メータオクリニック支援の会(JAM)http://www.japanmaetao.org/
【お問い合わせ】(中尾)brcj@syd.odn.ne.jp / (田辺)ayatanabe@hotmail.com

【日時/会場】
東京 4月29日 JICA地球広場
日時:2012年4月29日(日)14時~16時 (15時から座談会)
会場:JICA地球広場 セミナー室401
〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24
電話番号:03-3400-7717 
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

横浜 4月30日 横浜市社会福祉センター
日時:2012年4月30日(月)14時~16時 (15時から座談会)
会場:横浜市社会福祉センター 会議室901
〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1
電話番号:045-201-2060

大阪 5月5日 クレオ大阪東
日時:2012年5月5日(土)14時~16時 (15時から座談会)
会場:クレオ大阪東 2階研修室
〒536-0014 大阪府大阪市城東区鴫野西2丁目1-21
電話番号:06-6965-1200
http://www.creo-osaka.or.jp/east/access.html

大阪 5月11日 阪南大学サテライト教室
日時:2012年5月11日(金)19時~20時30分
会場:阪南大学サテライト教室
〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋4丁目2-16 大阪朝日生命館 6F
大阪市営地下鉄 御堂筋線「淀屋橋駅」下車、12番出口すぐ
京阪本線「淀屋橋駅」下車、御堂筋を南へ約400m
*1階に「タリーズ」、スーパー「KOHYO」があります。
http://www.hannan-u.ac.jp/satellite/mrrf43000000e33j.html
お問い合わせ:(守屋)tmoriya@hannan-u.ac.jp

当サイトでもマウンマウンティンの絵を数点紹介しております。
ギャラリーからごらんください。

山地和家子さんの本を紹介します。

『ビルマにて 一針一針の交流に愛と祈りを込めて<手のひら一杯の花だより>』
山地和家子著 みるめ書房

『ビルマにて 一針一針の交流に愛と祈りを込めて<手のひら一杯の花だより>』
山地和家子著 みるめ書房

大阪YWCAの職員の山地さんは1991年60歳の定年退職を迎え、その後19年間、ビルマのマンダレーYMCA人センターを拠点にシャン州、カチン州、チン州、カヤー州などの町や村に出向き、障害を持つ貧しい人々に洋裁や手芸を教えてこられました。
ビルマ滞在中に大阪YMCAの機関誌に毎月送り続けたエッセイがこの本になりました。
今年80歳になられる山地さんの温かいお人柄に触れ、元気が出る1冊です。


興味のある方はBRCJまでお問い合わせください。

2012年3月30日金曜日

「ビルマ人権の日」記念 大阪アクションのご報告

「ビルマ人権の日」を記念して 大阪アクション
2012年3月11日 市民活動プラザおおさか西館、13:30~16:30頃

ビルマ情報ネットワーク 箱田徹様より「ビルマ人権の日」記念 大阪アクションの報告書をいただきました。

2012年3月11日に日本ビルマ救援センターとビルマ情報ネットワークの主催で「『ビルマ人権の日』を記念して 大阪アクション」を行いました。以下、その報告です。

当日は京阪神にお住まいの皆さんに加えて、名古屋と東京の在日ビルマ人コミュニティからも参加いただき、約50人で集まりを持ちました。当日のスピーカーと演題は以下の通りです(敬称略)。

1.はじめに 中尾恵子(日本ビルマ救援センター)
2.ビルマの現状 宇田有三(フォトジャーナリスト)
3.憲法と人権 Aung Myat Win(「平和の翼」ジャーナル)
4.ODAと人権 Hla Han(NLD-LA 日本支部) * NLD-LA=国民民主連盟・解放地域
5.NLDの国内活動と国外活動 Thaung Myint Oo(NLD-LA 日本支部)
6.ミャンマー国民と人権 Aung Aye Win(LDB) *LDB=ビルマ民主化同盟
7.私が理解している人権 Tun Aung Win(LDB)
8.少数民族と人権 Moe Zet Thein(LDB)
9.ミャンマーの自由と平和 Thu Thu Nandar
10.最後に 箱田徹(ビルマ情報ネットワーク)

ビルマの状況が今日大きく動くなかで多くの事柄が新たな側面を見せています。全員の発表がビルマの抱える問題と国際社会の問題をそれぞれ意識するものであり、またその内容も多岐にわたるものでした。人権や民主主義は「理解」するものではなく「つくる」ものである点を踏まえた上で、形式的な「民政移管」を一人一人の政治・社会参加が保障される形へと中身を変えていく努力が必要であることを確認しました。
(文責:箱田徹)------

2012年3月11日日曜日

【モトマチセレクションVol.9】遠くの難民、近くの難民

モトマチセレクションVol.9 遠くの難民、近くの難民 2012年3月17日(土)~23日(金)

2011年3月11日、東北地方を巨大な地震と津波が襲ってしばらくしてから、1本の映画が製作されました。『すぐそばにいたTOMODACHI』。被災地で復興支援を行った、日本に住むビルマ/ミャンマー難民の記録です。自分の住む国を追われた彼らの姿は、震災で住む場所を奪われた被災地の方々と重なります。同じ「痛み」を分かち合える友達はすぐそばにいた――、それがタイトルの示すところではないかと思います。

「痛み」は決して被災地の方々のものだけではなく、日本に住む多くの人が「日常にも終わりがある」ことを実感していると思います。一方で、日本では2010年にビルマ/ミャンマー難民の第三国定住受け入れが始まりましたが、まだ多くの問題を抱えています。今が、難民問題に関してもこれまでとは違う感想をもつチャンスかもしれません。

今回は、この映画とあわせて、2007年の民主化運動の様子を伝える優れたドキュメンタリー『ビルマVJ 消された革命』も上映。難民支援と民主化支援を続けておられるお二人のトークショーもご用意しています。ぜひご来場ください。

◆上映作品
『すぐそばにいたTOMODACHI』http://neighbourly-tomodachi.jimdo.com/
(2011/日本/100分/監督:セシリア亜美 北島)
東日本大震災の被災地を訪れた在日ビルマ人95人が、炊き出しや清掃ボランティアを敢行した。軍事政権下の圧政で国に帰るに帰れず、加えて日本の難民制度の制約という壁の二重苦に苛まれているにもかかわらず、彼らは被災地のためにボランティアをすることを買って出たのだった。彼らを突き動かすのはいったい何であろうか? 過酷な状況の中、彼らの力強い生き方に密着した。

『ビルマVJ 消された革命』http://burmavj.jp/
(2008/デンマーク/100分/監督:アンドレス・オステルガールド)
※第82回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート)
軍事政権の独裁が続くビルマ。外国人ジャーナリストの入国が厳しく制限されているにも関わらず世界中で2007年9月の大規模な反政府デモの様子が報じられた。その陰には、拷問や投獄の危険を顧みず情報を発信し続ける〈ビルマ民主の声〉のVJたちの姿があった。映像の力によって閉ざされた自国の未来を切り開こうとする若者たち。ジャーナリズムの精神を体現する彼らの活動は続く。

◆上映日程
期間:2012年3月17日(土)~23日(金)
・『すぐそばにいたTOMODACHI』連日11:30~(3月18日(日)のみトークショーのため11:00~)
・『ビルマVJ 消された革命』 連日13:30~

◆スペシャルトーク
ビルマ/ミャンマー難民の今とこれから ~私たちとのかかわり~
3月18日(日)12:40~13:20(『すぐそばにいたTOMODACHI』上映後)
・中尾恵子氏(日本ビルマ救援センター代表)
・箱田徹氏(ビルマ情報ネットワーク・ディレクター、立命館大学博士研究員)

@元町映画館
〒650-0022 神戸市中央区元町通り4丁目1-12
TEL:078-366-2636
http://www.motoei.com/