2013年3月6日水曜日

「ビルマ人権の日」を記念して

ビルマ(ミャンマー)で外国人初の写真集を出版してみた
20年以上の長期にわたり、ビルマを撮り続けてこられ、先般、写真集「Peoples in the Winds of Change」をビルマ国内で印刷、出版されたフォトジャーナリストの宇田有三さんをお迎えし、お話を伺います。
東南アジア最後の軍事政権だったビルマ(ミャンマー)に初めて足を踏み入れたのが、1993年5月だった。そのビルマは2011年3月、「民政移管」を果たす。この国の取材を始めて知らぬ間に20年と8ヶ月が経っていた。当初は、軍事政権がそんなに長く続くとは思っていなかった。

経済制裁の解除されたビルマには今、海外からは首脳や外務大臣、経済団体が相次いで来緬(ビルマ)し、国内ではショッピングセンターの建設が進み、街中では携帯電話やスマートフォンも急速に広がり、交通渋滞さえ頻繁に起こっている。

しかし私自身、ビルマ軍事政権のこれまでの政策をみると、この変化をすんなりと受け入れられなかったのも事実だった。どこか(今でも)懐疑的なモヤモヤを抱えている。だが、ビルマのこの変化が本物なら、もしかして私の写真集がビルマで出せるかなと突拍子もないことを思いつき(いつものことだが)、昨年7月のビルマ訪問時、ダメ元で現地の最大手の新聞社(の出版社部)を訪れ、写真集の出版の可能性を打診してみた。

昨年7月の段階では私の写真のいくつかに「センシティブなイメージがあるので難しい」との回答だった。しかし私が日本に戻った2012年8月、ビルマで事前検閲制度がなくなる。そこで、改めて日本から出版社の担当責任者に、出版の是非についてメールで問い合わせると、「出版できるかもしれない」と返事があった。

昨年10月から12月、日本とビルマでメールのやり取りをするうちに出版できる可能性が大きくなった。そして2013年1月末、「民政移管」後のビルマで、外国人として初めてビルマ国内でドキュメンタリーの写真集を出版することになった。

今回の報告では、ビルマでの出版のいきさつ(裏話?)と変化しつつあるビルマ(ミャンマー)の今を報告したい。
*写真集は報告会場で3,000円で販売いたします。
*ご購入ご希望の方は事前にbrcj@syd.odn.ne.jpまでご連絡ください。

写真集サンプルはこちら
http://www.uzo.net/sample/002_Yuzo_Uda.pdf
宇田有三
フリーランスフォトジャーナリスト
1963年 神戸市生まれ。神戸大学大学院国際協力研究科 修了(法学修士)。教員を経て渡米。中米の紛争地エルサルバドルの取材を皮切りに取材活動を開始。現在、東南アジアや中米諸国を中心に、軍事政権下の人びとの暮らし・先住民族・世界の貧困などの取材を続ける。

日時:3月17日(日)14:00~16:00
会場:阪南大学サテライト
大阪市中央区高麗橋4-2-16 大阪朝日生命館6F
京阪・地下鉄御堂筋線「淀屋橋」12番出口すぐ
http://www.hannan-u.ac.jp/satellite/mrrf43000000e33j.html
会場連絡先:tmoriya@hannan-u.ac.jp
共催:ビルマ問題研究会

2013年2月20日水曜日

TIFAグローバルサロン
ビルマの過去・現在・未来~ビルマの真実にふれる~

TIFAグローバルサロン
ビルマの過去・現在・未来~ビルマの真実にふれる~
今世界で一番注目を集めている国ビルマ(ミャンマー)。
国軍は1988年の軍事クーデターで国権を掌握し、1990年からアウンサンスーチー氏を長期にわたり自宅軟禁し、国民民主連盟を解党に追い込みました。
しかし、2011年民政移管以来急速に改革が行われ、世界に開かれた国に変貌しつつありますが、これからもビルマの民主化が順調に行われていくのでしょうか?
日本に住み、祖国を見つめ続けてきたマウン マウンさんにお話をお伺いします。
ぜひご参加ください。

*****************
日時:2013年3月10日(日)午後2時~4時
場所:とよなか国際交流センター会議室2B阪急宝塚線 豊中駅 隣接「エトレ豊中」6階)
お話:マウン マウンさん 中尾 恵子さん (日本ビルマ救援センター)
参加費:300円
主催:NPO法人国際交流の会とよなか(TIFA)
<申し込み・問い合わせ>
TIFA事務局 月曜~金曜 9:30~17:00
TEL&FAX:06-6840-1014
Email:tifa99@nifty.ne.jp

2013年2月14日木曜日

2013年 ワン・ワールドフェスティバル

2013年2月2日(土)3日(日)ワン・ワールドフェスティバルへ参加しました。
BRC-Jのブースに訪れてくださったみなさま、ありがとうございました。
これからもご支援をよろしくお願いいたします。

両日のバザーの売り上げと寄付金の合計は18,900円でした。
次回の現地訪問の際、難民支援に活用させて頂きます。
また、大津典子さんより『アウンサンスーチーへの手紙』5冊、BRC-Jへご寄贈いただきました。
ありがとうございました。

2012年12月22日土曜日

新刊紹介
大津典子さんの本が出版されました。
アウンサンスーチーとその家族を38年間、見守り、支え続けた日本人女性が綴る“ビルマの聖像"の素顔。
<四六判/256頁>

当サイトの推薦図書ページをごらんください。

2012年12月1日土曜日

「民主化に向かうビルマが抱える問題とその背景」
「民主化に向かうビルマが抱える問題とその背景」

東南アジア最期の軍事独裁国家ビルマ(ミャンマー)が動き始めてほぼ1年半が過ぎた。民主化指導者のアウンサンスーチー氏は自宅軟禁から解放され、いまや国会議員として活動を始めている。この間、国際社会からの関与も深くなり、東南アジア最期の経済的な投資先の最期のフロンティアとして注目を浴びている。

多くの人がビルマの今の変化を「民主化」として歓迎しているが、この国は半世紀に及ぶ「閉ざされてきた国」であったため、軍政下で押さえ込まれてきた様々な問題についてあまり触れられなかった。実はそれらの問題に日本も無関係ではない。

また、大きな政治的・経済的な変化の中で、普通の民衆の暮らしやこの国の約4割を占めるいわゆる「少数民族」の現状についても断片しか伝えられてこなかった。さらに、軍による暴力のタガが外れた今、「ロヒンジャ問題」という新たなる暴力が人びとの間から生まれている。

ビルマが抱える問題とその背景を改めて見つめ直す機会を持ちたいと思います。

軍政下のビルマを20年にわたって潜入取材してきたフォトジャーナリストの宇田さんからは、急変しつつあるビルマのこれまでと今を解説していただき、またこの国がどこへ向かおうとしているのかを探る。

1988年からタイ国境へ逃れたビルマ難民の支援活動をはじめ、子どもの教育や女性の自立支援を中心に活動を続けてきたBRCJ代表の中尾さんからはタイ国境の現状、国内難民キャンプ、バングラデシュ難民キャンプの訪問報告をおこなっていただきます。

開催日 2012年12月07日(金曜日)
日時 18:45〜21:00(開場18:15)
所在地 東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11F 大竹財団会議室
交通 JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分
講師 宇田 有三さん(フォトジャーナリスト)
中尾 恵子さん(日本ビルマ救援センター代表)
参加費 一般=500円
学生、大竹財団会員=無料
対象 一般
定員 30名
主催 財団法人大竹財団
チラシ 20121207s.pdf