推薦図書



難民からまなぶ世界と日本
山村淳平
【内容紹介】
世界の難民は5千万人以上となり過去最多だが、日本はほとんど受け入れていない。
その現状や制度の問題点とともに私達の身近で暮らす難民の姿や生活を紹介する。
難民はなぜ生まれるのか、「支援」とは何かを考え、学ぶ入門書。

Peoples in the Winds of change 1993-2012
宇田有三
【内容紹介】
<ビルマ(ミャンマー)で外国人初の写真集を出版してみた>
外国人として初めて出版されたビルマ国内のドキュメンタリー写真集

ビルマ語と英語ですが、写真集なので文章が読めなくても大丈夫です。

アウンサンスーチーへの手紙
大津 典子
【内容紹介】
アウンサンスーチーとその家族を38年間、見守り、支え続けた日本人女性が綴る“ビルマの聖像"の素顔。 <四六判/256頁>


ビルマの独裁者 タンシュエ ─ 知られざる軍事政権の全貌
ベネディクト ロジャーズ (著) 秋元 由紀 (翻訳)
【内容紹介】
アウンサンスーチーら民主化勢力を長年抑圧してきたタンシュエの生い立ちから国家元首に上りつめるまでの過程を追い、一族に群がる政商や側近の動きを通して軍政中枢の実像に迫る。


タイ・ビルマ 国境の難民診療所―女医シンシア・マウンの物語
宋 芳綺 (著), 松田 薫 (翻訳)
【内容紹介】
「ビルマのマザー・テレサ」、「もう一人のアウンサンスーチー」の物語――。
タイ・ビルマ国境の町メソット。
ビルマ軍事政権の弾圧を逃れてタイにやってきたものの、お金がなく、病院に行くことができない難民や移民に、無料診察を続けている診療所「メータオ・クリニック」。
自身もカレン難民であるメータオ・クリニック院長のシンシア・マウン医師と診療所の20年以上にわたる取り組みを紹介する。
根本 敬氏(上智大学外国語学部教授)
「私が尊敬してやまない女性医師シンシアさんの地道な医療活動と、彼女の人格的な魅力について、本書はとてもわかりやすく紹介してくれている。メータオ・クリニックが抱える日常の苦難についても明確に書かれている。本書の日本語訳出版を心から喜びたい。」(本書解説より)


閉ざされた国ビルマ―カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく
宇田 有三
【内容】(「BOOK」データベースより)
ビルマ(ミャンマー)に民主化の光は射すか!?ビルマを17年間見つめてきたフォト・ジャーナリストが、きびしい監視の目をかいくぐり、軍事政権下に生きる人びとを訪ね歩いた渾身のルポルタージュ。
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
宇田 有三
1963年神戸生まれ。フリーランス・フォトジャーナリスト。90年教員を経て渡米。ボストンにて写真を学んだ後、中米の紛争地エルサルバドルの取材を皮切りに取材活動を開始。軍事政権・先住民族・世界の貧困などを重点取材。95年神戸大学大学院国際協力研究科で国際法を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録―軍事政権下の非暴力抵抗― (世界人権問題叢書71)
守屋 友江 (著)
【内容紹介】
2007年夏、ビルマ全土で起きた大規模民主化蜂起、とりわけ日本人ジャーナリストが軍兵士により射殺された事件は、さらに多くの日本人がビルマに関心をもつきっかけとなった。本書は、軍事政権に対する仏教徒の抵抗の背景と弾圧の実態を、証言記録を基に明らかにする。
【著者略歴】(「BOOK著者紹介情報」より)
守屋 友江
1968年生まれ。阪南大学教授。明治学院大学大学院国際学研究科博士後期課程修了(国際学博士)。専門は宗教思想史。スタンフォード大学文化社会人類学部客員研究員、阪南大学専任講師を経て2008年4月より現職
根本 敬
1957年生まれ。上智大学外国語学部教授。国際基督教大学教養学部卒業。同大学院比較文化研究科博士前期課程修了(文学修士)。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て2007年4月より現職。専門はビルマ近現代史
シーモア,ダニエル
アメリカ人、フリー通訳/翻訳家。1996~2002年インドでNGO活動に従事。2004年ハワイ大学大学院ソーシャル・ワーク修士号取得。2006~2008年日本難民支援協会でソーシャル・ワーカーとして従事
箱田 徹
1976年生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科異文化研究交流センター学術推進研究員、大阪大谷大学ほか非常勤講師。ビルマ情報ネットワーク・ディレクター。神戸大学大学院総合人間科学研究科修了(学術博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


国境に宿る魂―紛争の狭間に生きるカレン・カチンの若者達と同じ屋根の下で
黒岩 揺光 (著)
【内容紹介】(「BOOK」データベースより)
ビルマ国内民族統治区域で生きる若者、国内避難民として移動し生き抜く若者、国境で難を逃れ難民キャンプに辿った若者、ビルマで生まれ育ち国境を越えて来た若者、難民キャンプで生まれ育った若者…ビルマ少数民族―カレン・カレニ・カチンの若者達の日常と様々な葛藤を同世代の戦争を知らないもう一人の若者が描く。
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
黒岩 揺光
1981年新潟県南魚沼市生まれ。15歳で米国(オクラホマ州)へ留学。フロリダ州のマイアミ大学国際関係学部卒業。オランダのユトレヒト大学大学院の「移民、民族、多文化」修士課程修了。修士論文でタイに約半年滞在し、ビルマ難民の民族意識を調査する。2006年に毎日新聞社入社、2009年10月退社。11月より外務省の平和構築人材育成事業の研修員となり、現在、ソマリアと国境を接するケニア共和国ダダーブの国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で若者の支援を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


写真集・ビルマの子供たち
山本宗補(著)
【内容紹介】(「BOOK」データベースより)
豊かな大地に生まれてなぜ、こんなに貧しいのか。軍政下に生きる子供たちの未来を問う。
【内容紹介】 (「MARC」データベースより)
日本の1.8倍の肥沃な国でなぜこれほど人々は経済成長とは無縁なのか。豊かな大地に生まれて、なぜこんなに貧しいのか。軍政下に生きる子どもたちの未来を問う写真集。


ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー (角川oneテーマ21)
田辺 寿夫 (著), 根本 敬 (著)
【出版社/著者からの内容紹介】
アウンサウンスーチーとビルマ軍事政権
国民1人当たりのGDPは日本の100分の1。欧米諸国が現政権の人権侵害、非民主的政策運営にたいして経済制裁を続けるなか、日本は中国などと並んで経済的な援助を続けてきた。一方、日本にはビルマ民主化運動を担ってきた活動家が大勢暮らしている。日本政府は活動家を難民施設に「収容」したことに対する国家賠償請求訴訟に敗訴。慰謝料などの支払いを東京地裁によって命じられた。いまこそ、日本政府、日本人は、このさきどのようにしてビルマとかかわっていったらよいか考えるべき時ではないか。
【内容】(「BOOK」データベースより)
民主化を拒む軍事政権、人権抑圧、経済疲弊の現状を問う。
【内容】(「MARC」データベースより)
前著「ビルマ 発達する人々」から7年、軍事政権が全権を掌握するミャンマー(ビルマ)をビルマ研究の第一人者が人権侵害、経済疲弊の現状をルポ。
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
田辺 寿夫
1943年埼玉県生まれ。大阪外語大学ビルマ語学科卒。1966年~2003年、NHK国際放送局でビルマ語ラジオ番組の制作を担当。現在、フリージャーナリスト
根本 敬
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授。1957年生まれ。国際基督教大学卒、同大学院比較文化研究科博士課程中退。1985年~1987年文部省アジア諸国等派遣留学生としてビルマへ留学。1989年東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手、1995年から助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


負けるな!在日ビルマ(ミャンマー)人
田辺 寿夫 (著)
【内容】(「BOOK」データベースより)
「軍事政権打倒!スーチーさんがんばれ!」ビルマ人たちの声が響く。明るく、たくましく、笑顔を絶やさないビルマ人たち。そんなビルマの人たちのいまを描く。
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
田辺 寿夫
1943年生まれ。大阪外国語大学ビルマ語科卒業。NHK国際局ビルマ語班勤務。現在フリーのジャーナリスト。ビルマ市民フォーラム会員。ビルマ名シュエバ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


女たちのビルマ アジア現代女性史
藤目 ゆき (著), タナッカーの会 (編集)
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤目 ゆき
大阪大学准教授。アジア現代女性史研究会代表。専攻 日本近代史、女性史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


ビルマ―「発展」のなかの人びと (岩波新書)
田辺 寿夫 (著)
【出版社/著者からの内容紹介】
日本とは昔から関係が深いビルマ.そこではいま,「開発」を優先する軍事政権と,国民の希望を背に民主化をめざすアウンサンスーチーたちの勢力がにらみ合いを続けている.30年にわたってビルマとかかわってきた著者は,人びとの肉声を通じてその生活を紹介しつつ,政治・経済・社会の現状を解説し,在日ビルマ人の生きざまも活写する.
【内容】(「BOOK」データベースより)
日本とは昔から関係が深いビルマ。そこではいま、「開発」を優先する軍事政権と、国民の希望を背に民主化をめざすアウンサンスーチーたちの勢力が緊張関係にある。30年以上にわたってビルマとかかわってきた著者は、人びとの肉声を通じてその生活を紹介しつつ、政治・経済・社会の現状を解説し、在日ビルマ人の暮らしも活写する。


難民への旅
山村 淳平 (著)
【内容】(「BOOK」データベースより)
バラグラデシュ、タイ、ザイール、パキスタン、そして日本で難民の医療支援や調査を続けてきた医師が、各国で難民が発生する原因や社会背景を探り、難民保護および“人道支援”の本質に迫る。
【著者略歴】 (「BOOK著者紹介情報」より)
山村 淳平
1955年岐阜県生まれ、山形大学医学部卒。病院勤務をへて、各国の被災民や難民の医療支援にたずさわり、現在は横浜の診療所に勤務。専門は内科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


Frontier Mosaic: Voices of Burma from the Lands in Between
Richard Humphries (著)
【内容説明】
To the long-suffering Burmese people and particularly to the frontier minorities, the Thai border represents a potential escape from poverty and government repression, and a chance for a better life. Despite the natural hospitality of many Thai people and the efforts of individuals and NGOs involved in support programs, the reality of life in the frontier region rarely matches the dream. The author provides first-hand accounts and his own close observations of the personalities he encounters on both sides of the Thai-Burma border as he traverses its length. He introduces the insurgent soldier, the mother, the migrant and the artist, among many other typical inhabitants. In tales of hope and dashed dreams, certainties and ambiguities, conflict, exploitation and coexistence, Humphries paints an informative and empathetic picture of life in the region, of interest to specialists and general readers alike.
【著者について】
Richard Humphries is a photojournalist specialising in Southeast Asia who holds an MA in Conflict Resolution from Bradford University. Well over 100 of his articles and several hundred photos have been published in such international journals as Newsweek. Many have focused on Burma and the borderlands, areas he has reported from regularly since 1992.