Pao National Development Organization(PNDO)より届いた報告書の一部をご紹介いたします。
現在、シャン州南部のペコン郡とピンラウン郡区の国境沿いのほとんどの村で戦闘が発生しており、地元住民や国内避難民は再び戦闘から逃れなければならないため、支援を必要としています。戦闘が起きた近隣の10の村では村人全員が避難する必要があり、2万人の国内避難民がでました。
シャン州南部のピンラウン、ナウンタヤル、ニャウンシュエの各郡区に分散して避難しなければなりません。
現在入手可能な国内避難民のリストによると、ピンラウン国境から離れた 5 つの村に約 4,000 人の国内避難民がいます。
同様に、ペコン国境側で戦闘から逃れてきた人々も支援を必要としています。
約2週間にわたってこの状態が続き、米、油、塩などの基本的な食料が必要となっています。
10月23日に軍が地元の住宅に放火しました。彼らは家に帰ることができず、住む場所を探しています。
洪水直後、国内避難民支援チームがキャンプに来なかったため、食料が不足しました。
また、寄付者のほとんどは洪水の被害を受けた人々だけに焦点を当てているため、国内避難民への寄付はほとんどなく、国内避難民は食糧(乾物、米、油、塩)不足に直面しています。
収入に困っている国内避難民は、物価の上昇によりさらなる困難に直面しています。
シャン州南部、シャン・カヤー国境地域のペコン郡区で3年以上にわたる紛争で多くの困難に直面してきた人々に対する日本ビルマ救援センターの寄付と貢献に感謝いたします。
以上、抜粋してご紹介しました。
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