2012年9月11日火曜日

「B​RCJ 2012年バングラデ​シュ/ビルマ、タイ/​ビルマ国境訪問報告会​」/10月7日(日)​、大阪

ビルマ(ミャンマー)の西、バングラデシュと国境を接するラカイン州で2012年5月末に起こった事件は、ラカイン人やロヒンジャの人びとの間に100名近い犠牲者を出し、改めて「ロヒンジャ問題」を注目させることになりました。

昨年8月のテインセイン大統領とアウンサンスーチーさんの会談以後、ビルマ国内の政治は「変化」を続けています。しかし、ビルマ問題のいわゆる「民族問題」は、民主化問題より実は複雑だとされ、政治的な課題とされることはありません。
この「ロヒンジャ」の問題は、民族対立/宗教対立と報道されるだけで、その問題の真相はあまり伝えられていません。
ビルマにおける「ロヒンジャ問題」とは何なのか、バングラデシュにある「ロヒンジャ」の難民キャンプを訪れ、少しでもその実情に触れてみました。

また、タイ側国境では6月のアウンサンスーチーさんの難民キャンプ訪問後、「難民帰還」に関する情報も出てきました。支援NGOの関係者や難民から聞いた現状をご報告いたします。

なお、バングラデシュ訪問に際しましては大竹財団より助成をいただきました。

●BRCJ 2012年バングラデシュ/ビルマ、タイ/ビルマ国境訪問報告会●

〇日時:2012年10月7日(日) 午後2時~4時

〇会場:PLP会館 4階小会議室A
    〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋3丁目9-27 TEL:06-6351-5860
    http://plp-kaikan.net/access/a_index.html
〇会費:無料

〇内容:バングラデシュ「ロヒンジャ」問題について
    「ロヒンジャ」難民キャンプ訪問報告
    タイ/ビルマ国境難民キャンプ訪問報告
    第三国定住、難民帰還について
    BRCーJ支援報告

〇報告者:中尾惠子(日本ビルマ救援センター代表)
     宇田有三(フォトジャーナリスト)
     2012年BRC-J夏スタディツアー参加者

〇協力:大竹財団
〇申し込み:不要
〇問い合わせ:日本ビルマ救援センター brcj@syd.odn.ne.jp