2011年4月5日火曜日

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.5

BRCJ2011年春タイ・ビルマ国境訪問 Vol.5
【3月31日(木)】
メーソットからメーサリアンまで移動しました。
日差しが心地よい、良い天気になりました。


【3月31日(木)】
メーサリアンから車で約2時間、国境の町、メーサムレップへ。
ここでボートに乗り換えて約1時間半。国内避難民のキャンプ、イトゥタキャンプに着きました。
初めての国内避難民キャンプ訪問です。
ここにはほかのキャンプにあるような、国際NGOの事務所はいっさいありません。
メーラキャンプのような、商店のにぎわいもありません。
洪水で流される前のメコンカーキャンプの地形に似ていました。
川に沿って、その両側に家屋が並んでいました。
約670家族、4500人の人々が暮らします。
TBBCからお米の援助はありますが、そのほかの支援は届きにくいです。
子どもたちの服装である程度、豊かさ、貧しさが判断できると思います。
ここの子どもたちは、タイ国内の難民キャンプの子どもたちよりずっと貧しいです。


そして、よく働いています。配給の米運び、水運び、妹や弟の世話、たくましさを見せてもらいました。

夜、新しく到着した難民の2家族から話を聞くことができました。
懐中電灯を手に、ゲストハウスに来てくださいました。
彼らの生々しい体験から、ビルマ軍政への怒りがこみ上げてきました。
電気のない真っ黒な暗闇で見上げた星は、とても大きく美しかったです。