ビルマ僧との対話集会 ~ビルマと日本の関係を考える~
映画「ビルマVJ 消された革命」の舞台となったラングーンでの大規模民主化デモに参加し、映画でも指導者として登場したアシン・ターワラ師を迎えて、対話集会を開催します。関西で活動しているNGOとジャーナリストによる報告もあります。
ビルマと日本がどのように関わりをもっているのか、私たちにできることは何か--。
ぜひ、足をお運び下さい。
また、京都シネマで10月2日~8日に上映されるのにあわせて、10月3日(日)上映終了後にアシン・ターワラ師による舞台挨拶があります(通訳付)。
こちらもぜひどうぞ!
*下記はいずれも通訳付、無料です。事前申し込みは必要ありませんが、10月2日の大阪会場は席に限りがあるため、ご容赦下さい。
■大阪
日時 10月2日(土)午後6時~8時
場所 阪南大学サテライト(大阪市中央区高麗橋4-2-16 大阪朝日生命館 6階)
http://www.hannan-u.ac.jp/venture/st9plj0000001cxi.html
京阪本線・大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅12番出口下車すぐ
■京都
日時 10月3日(日)午後6時30分~8時30分
場所 キャンパスプラザ京都 第4講義室(京都市下京区西洞院通塩小路下る)
http://www.consortium.or.jp/contents_detail.php?frmId=585
近鉄・JR・京都市営地下鉄「京都駅」下車。烏丸中央口より西へすぐ。
ビックカメラ向かい。京都中央郵便局西側
[主催および問い合わせ先] 阪南大学 守屋友江大阪府松原市天美東5-4-33
E-mail: tmoriya@hannan-u.ac.jp
[講師紹介]
◆アシン・ターワラ師1984年、イラワディ管区で農家に生まれる。2003年、ダンマサリヤの試験に合格するが、アウンサンスーチー氏と会ったことを理由に資格剥奪。2007年9月19日に結成された全ビルマ僧侶代表委員会の書記長となり、ラングーン市内を市民とともに行進する。その後、当局の追跡を逃れて国内で潜伏し、2008年1月にバングラデシュ国境を越えてダッカのUNHCR事務所で政治亡命を申請。現在はインド・ニューデリーを拠点に、全ビルマ僧侶代表委員会書記長として民主化活動を国外から支えている。
◆日本ビルマ救援センター(BRC-J) http://www.brcj.org/
1988年からビルマ民主化と難民支援を行っている関西のNGO。
難民の女性たちによる織物の販売をはじめ、難民キャンプへの衣類やメガネの提供などの支援活動、各地でバザーやイベントでの出店、セミナーを開催。
◆宇田有三氏 http://www.uzo.net/
過去18年に渡ってビルマを取材し、『閉ざされた国ビルマ―カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく』(高文研)を出版。
ビルマ国境地帯とビルマ国内を共に長期的に取材した経験を持つ、世界的にも数少ないフォト・ジャーナリスト。
[参考]
◇「ビルマVJ 消された革命」 http://www.burmavj.jp/
2007年にビルマで起きた大規模民主化デモと弾圧の映像を命がけで撮影し、世界へ向けて発信したビデオ・ジャーナリスト(VJ)たちの奮闘が描かれる。アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネートのほか、150以上の映画祭で40以上の賞を受賞。
◇『ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録』
2007年、ビルマで起きた大規模民主化蜂起における、軍事政権に対する仏教徒の抵抗の背景と弾圧の実態を、証言記録を基に明らかにする。
編訳・守屋友江、翻訳協力・ビルマ情報ネットワーク、箱田徹、ダニエル・シーモア、解説・根本敬
http://www.akashi.co.jp/book/b66133.html