2015年6月10日水曜日

「世界難民の日 関西集会(6/28)」開催のお知らせ

6月20日は「世界難民の日」です。
★ 6月20日は「世界難民の日」!
6月20日は「世界難民の日」と2000年12月4日、国連総会で制定されました。
難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、国連機関やNGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日とされています。
難民条約は1951年に国連で制定され、国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)が難民の保護を行っていますも日本は1981年に加盟し難民の保護を約束し「出入国管理及び難民認定法」で難民の認定を行っています。
私たちは2006年から「世界難民の日関西集会」を開催し、日本の難民の問題に取り組み、今年で10年目になりました。
★ 難民申請者5000人、急増する日本の難民に保護を!
日本に保護を求める難民は世界的な紛争の中で急増し、2014年には5000人になりました。しかし保護数はわずか11人でした。多くの難民が不安定な生活を強いられていますも難民は私たちと同じように「平和な社会と家族との安心した生活を望んでいる」人たちです。国連での難民保護の取り組みと日本の難民保護について考えましょう。
詳しくはRAFIQのHPをごらんください。
http://rafiq.jp/wrd/
日時6月28日(日) 13:00~16:30
場所 大阪大学中之島センター 10F 佐治敬三メモリアルホール
〒530-0005 大阪市北区中之島4-3-53 TEL 06-6444-2100
https://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
集会内容 講演 「国連の国際的な難民保護の取り組みについて」
     国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所
     副代表(法務部)小尾尚子氏
難民からの事例
難民の裁判
難民支援NGOの取り組みや報告など
写真展 NGO紹介ブースなど
★ 当日の様子はUstreamで中継 → 「難民ナウ!TV

2015年6月9日火曜日

宇田有三氏 講演会 <「ロヒンギャ問題」の深層>

宇田有三さんが「ロヒンギャ問題」についてお話してくださいます。

【内容】
2011年3月に「民政移管」を果たしたミャンマー(ビルマ)。軍政が民政に移行したからといって、半世紀続いた軍政下で生み出された矛盾が容易に解決するわけではありません。
例えば、ミャンマー(ビルマ)西方バングラデシュ国境に位置するラカイン州で続くロヒンギャ〈問題〉があります。
5月初めから日本のメディアでも取り上げられたロヒンギャ難民をより深く理解するためには、ビルマの歴史や文化、社会構造を考える必要があります。今回の報告では、ビルマ(ミャンマー)を長年取材してきたフォトジャーナリストがこのロヒンギャ〈問題〉の深層を解説します。

【日時】 2015年7月3日(金)18:30~20:30(開場18:15)
【会場】 クレオ大阪西 研修室
http://www.creo-osaka.or.jp/west/index.html
大阪市此花(このはな)区西九条6-1-20 TEL 06-6460-7800
最寄駅:西九条駅(JR 環状線・阪神なんば線)徒歩約3分

【講師プロフィール】http://www.uzo.net
1963年神戸市生まれ。教員を経て1990年に渡米。
1992年 中米の紛争地エルサルバドルの取材を皮切りに取材活動を開始。
1995年 神戸大学大学院国際協力研究科修了(法学修士)。
現在、東南アジアや中米諸国を中心に、軍事政権下の人びとの暮らし・先住民族・世界の貧困などの取材を続ける。

【主要著書】
『観光コースでないミャンマー(ビルマ)』(高文研、2015 年)
『Peoples in the Winds of Change ビルマ 変化に生きる人びと』(高文研、2013 年)
『閉ざされた国 ビルマ』(高文研、2010 年)
その他の著書は宇田さんのHPからご覧いただけます。http://www.uzo.net/books/index.html
【参加費】無料
【事前申し込み】不要
【主催・お問い合わせ】日本ビルマ救援センター事務局 brcj@syd.odn.ne.jp